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「副業」と「複業」どこが違うの? サラリーマンの新しい生き方を考える

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あなたは「複業」という言葉を知っていますか? 複業とは、サラリーマンが時と場合によって就労形態を使い分け、複数の箇所から収入を得ることを指します。終身雇用や年功序列の崩壊、また東日本大震災など、近年急速にサラリーマンの持っていた安定感・安心感が失われていきました。そんな中、この複業という言葉は認知が広まりつつあります。

いわゆる「副業」とは違い、どちらが”主”でどちらが”副”とはいえない、同じぐらいに労力をかける仕事を持つことが複業の特徴ですが、とはいえ「結局は同じでしょ」と思われる方も多いと思います。今回は、誤解されやすい「副業」と「複業」の違いをご紹介しましょう。

総額よりも「バランス」を重視する

例えば、あなたが会社から残業代込みで30万円貰っていたとしましょう。複業のために残業をせず早く帰るようになることで、第二の収入が10万円入るようになりました。しかし、その代わり残業代がゼロになったので会社から貰う給料は18万円に減ってしまいます。すると合計は28万円。合計金額では2万円減っていますので、「副業」視点から見ると全く意味のないことですよね?しかし、「複業」視点から見るとこれはリスクの分散が進んだということになり、評価されます。

隠すより「見せる」ことを重視する

サラリーマンが副業で収入を得る…と聞くと、とにかく誰にもバレないようにこっそり行うイメージがあります。しかし、複業の場合は全く逆です。もちろん就業規則で禁止されている会社にはバレないように、というのが大前提ですが、会社名というブランドが使えない以上、人とのつながりを積極的に作っていくことが複業においては最も大切です。ぜひセカンド・ネームで名刺を作って色々なところに営業をかけたり、ブログを開設したり、友人に告知したりしてみてください。

楽さよりも「楽しさ」を重視する

自分の話で恐縮ですが、私はサラリーマンをやりながら、たまにライターのお仕事を請け負っています。会社が終わってから編集者さんと打ち合わせを(23時ぐらいまで)したり、土日も嫁が目覚める前の朝早くに起きて原稿を書いたり……。よく副業の指南書にあるような「クリックするだけで収入◯万円!」な楽チン感は全くありませんが、それでも自分の本を出版でき、WEBでも多くの人に文章を読んでもらう喜びは計り知れません。自らの興味に沿った分野でなるべく楽しもうという姿勢が複業においては重要です。

きっと「複業」に興味を持った人なら、これまで何度か「副業」に手を出し、失敗しているんじゃないでしょうか。誰も見ていないブログにアフィリエイト・リンクを貼ったところで、ほとんど利益にならなかったんじゃありませんか? 絶対儲かりそうな金融商品に手を出しても、結局損しちゃってませんか? 「世の中にウマイ話は無い」というごく当たり前の事実に、多くの人が気付き始めていることを、複業のブームは示しています。複業とは、副業のようにお手軽で片手間にできるものではありません。あなたの生き方、人生を見直すきっかけになるほど面倒で、手間がかかり、しかし、やる価値のあることなのです。

※画像は『足成』より引用http://www.ashinari.com/

 

※この記事はガジェ通ウェブライターの「増田不三雄」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
サラリーマンとして働きながら、職場のトレンドや問題を追いかけています。

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