アップル 新『Mac Book Air』11&13インチを発表 『Lion』搭載8万円台から

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MacBook Air

アップルは7月20日、新OS『Mac OS X Lion』のダウンロード販売開始とともに、ノートパソコン『MacBook Air』11インチと13インチの新モデルを発売しました。次世代プロセッサ、高速I/Oインターフェイステクノロジー『Thunderbolt』、そして『Mac OS X Lion』を搭載し、前世代に比べて2倍の性能を実現。価格は8万4800円から、7月21日からは店頭販売を開始します。

「持ち歩きやすく、リーズナブルでパワフル。『Mac Book Air』は毎日使うのに最高のノートパソコン」とアップルは発表しています。11インチと13インチの2サイズをラインナップし、それぞれにストレージ容量の異なる2タイプを用意。いずれも薄さは0.3~1.7cm、重さは11インチが1.08kg、13インチは1.35kgと相変わらずきわめてコンパクトな仕上がりです。

MacBook Air Closed

プロセッサには、次世代プロセッサ『Intel Core i5/i7』を搭載。最大1.8GHzのスピードを発揮しメモリーも高速化したことにより、新『Mac Book Air』は前世代に比べて処理性能が約2.5倍に向上。また、グラフィックスには『Intel HD Graphics 3000』を搭載し、ビデオ再生や『FaceTime』でのビデオ通話もよりスムーズに行えます。

高速I/Oインターフェイステクノロジー『Thunderbolt』は、FireWire800の最大12倍、USB2.0の最大20倍の転送速度を実現。『Thunderbolt』で『Apple Thunderbolt Display』を接続すれば、ケーブル1本でデュアルディスプレイと『MacBook Air』の充電を行えます。デスクトップワークステーションとモバイルを、ケーブル1本の取り外しでシンプルにできるのは魅力的ですね。

MacBooke Air

ストレージにはHDDを搭載せず、すべてSSDを採用。『iPhone』や『iPad』のようにスピーディな起動とレスポンスの速さを実現しました。また、SDDを採用することで、スタンバイ時間は最大30日間と驚異的に長くなっています。キーボードにはバックライトがついており、内蔵する環境光センサーが周囲の明るさの変化に応じて、ディスプレーとキーボードの明るさを自動的に調節。日差しの明るい窓辺でも、深夜の暗い機内でもほどよい明るさで作業できます。

『OS X Lion』に組み込まれたマルチタッチジェスチャーで、『マルチタッチトラックパッド』の操作もスムーズ。スワイプやピンチで、ディスプレーに映るコンテンツに指先で触れているような感覚を楽しめます。この値段でこれだけのスペックが手に入るなら、夏のボーナスで買ってしまう人が増えそうな予感。販売は、『Apple Online Store』か店頭で行いますが、各種オプションは『Apple Online Store』で受け付けています。
 
11インチ
プロセッサ:1.6GBデュアルコアIntel Core i5、3MB共有三次キャッシュ(128GBモデルは1.8GHz Intel Core i7、4MB共有三次キャッシュに変更可能)
メモリー:64GBタイプ/2GB(4GBに変更可能)、128GBタイプ/4GB 1,333MHz DDR3オンボードメモリ
グラフィックス:Intel HD Graphics 3000プロセッサ
バッテリー:ワイヤレスで最大5時間、スタンバイ最大30日間
価格:64GB/8万4800円、128GB/10万2800円

13インチ
プロセッサ:1.7GHzデュアルコアIntel Core i5、3MB共有三次キャッシュ(128GBモデルはデュアルコア1.8GHz Intel Core i7、4MB共有三次キャッシュに変更可能)
メモリー:4GB、1,333MHz DDR3オンボードメモリ
グラフィックス:Intel HD Graphics 3000プロセッサ
バッテリー:ワイヤレスで最大7時間、スタンバイ最大30日間
価格:128GB/11万800円、256GB/13万8800円
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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