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国内4メーカー16種が飲めるビアガーデンに行ってきた! 『ビアガーデン マイアミ』~名古屋・栄~

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最近、酒類に占めるビールの占有割合が減少しているという。

共同通信系のリサーチ機関、LifeHackリサーチが2015年9月1日付で発出した「ビール業界の変化に伴う生活意識調査」と題するプレスリリースによると、調査結果の詳細として次の通りの考察がなされている。
この調査は本年8月に全国の20歳から60歳の月1回以上ビールを飲む男女1000人に対して行われたものである。

時代とともに、ビール市場の環境や人気ブランドは変化しています。
ビール類の国内総出荷量は、この 10 年間、第三のビールの登場はあったものの、毎年減少しています。
各社ビールの主要ブランド別に見ても、多くのブランドの販売量が減少しました。少子高齢化による国内市場の縮小や、若者のビール離れなどが影響したものと思われます。
一方、高級路線のビールが人気を集めたり、個性的な味わいのクラフトビールが台頭したりするなど、生活者の好みには変化がみられます。

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同リリースに掲載のビール類主要銘柄の販売量推移と題するグラフを見ると、これまで長きにわたって日本のビールをけん引してきたアサヒのスーパードライは、現在でもトップブランドの地位を揺るぎないものにしている。しかし、そのシェアは落ち続けているのもまた事実だ。

「とりあえずビール」、「乾杯はビールで」、という時代は終えんを迎えたのだろうか。

記者のような、おじさんからすると、昔は「キレ」や「辛口」というビールが好まれていたような気がする。
では、最近の傾向はどうなのか。
前出の意識調査によるとよると、今後求められる特徴として

今後どんなビール類が望まれていくのか調べたところ「うまみを感じる」(56.9%)「味わいがある」(53.8%)「コクがある」(52.6%)といった回答が上位を占めました。

と、なっており、まるでキレや辛口とは正反対の様相だ。

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これは記者の個人的な見解ではあるが、発泡酒や新ジャンルという、ビールとは似て非なるものが増えた結果、ビール本来の味を求める方向に傾きつつあるのではないかと考えられる。
また最近、はやりのプレミアム系ビールはそうしたニーズの反映なのではないかとも思われる。
かといって、高価なプレミアム系ビールばかりを飲むわけにもいかないのが実情だろう。

こうした現状から、本当に統計通りのシェアや好みになっているのだろうか、ということを知りたくなった記者は、国内主要メーカーの銘柄を飲み比べができる場所を探した。
しかし、実際にはそう簡単ではなく、たいてい居酒屋や一般の飲食店は、特定のメーカーと契約しているので全種類を飲める状態にはない。
ふと、東海地方に住む友人がそういう場所があるという話を以前にしていたことを思い出した。
しかしそれはビアガーデンだったはず。いくら何でも秋になってビアガーデンでもないだろうと思って調べてみると、なんと12月まで営業していて、国内主要メーカーのビールがそろうという。

それは好都合だが、寒いのではなかろうかという不安が先立つ。しかし、鍋もあるしアイドルもいるというので、なんだかよくわからないが、とにかく名古屋に飛ぶことにした。リニアなら40分だが、それはまだ建設途中なので、新幹線で行くしかない。とはいえ2時間弱だ。

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東京駅のビールコーナーをのぞいてみたが、スーパードライやプレミアムモルツは売れているようだった。しかし目の前で初老の男性がキリンラガーを手に取っていたので、需要に特に大きな偏りはないようにも感じた。

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急ぎの旅でもないので、ひかり号の自由席で名古屋へ向かう。

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富士山を右に見て、豊橋だけ停車して名古屋。

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やってきたのは名古屋の繁華街、栄町。

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三越の屋上にある「ビアガーデン・マイアミ」。

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16時開店なのでまだ誰もいないが、結構広いのでキャパは十分。
とは言えず、夏は入場待ちの行列で大変なのだとか。

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テーブルにはいきなり焼き肉の準備がされていて、ビアガーデンで焼き肉とは何とも豪勢ではある。

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16時開店と同時に入場したが、この時間だと2時間3000円だとのこと。
飲み放題食べ放題の追加料金一切なしがうれしい。
ちなみに延長は30分500円。

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うわさ通り、主要4メーカーから4種類、つまり16種類の生ビールが飲める。
こんなビアガーデンは見たことがない。しかもプレミアム系ビールもドーンと提供。
ソフトドリンクもノンアルコール系のビールテイストからカクテル風味、ジュースはもちろん、人気のモヒート、ワイン、焼酎、日本酒は常温から熱かんまで、居酒屋メニュー以上の豊富なドリンクを提供している。
これが名古屋のクオリティなのか。

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焼き肉に飽きてきたので、鍋にチェンジ。
好きな具材を鍋に入れて、4種類ある好きなスープを入れて煮込む。
肉、野菜、海鮮と何でもあり。
もちろん揚げ物メニューやサラダ、肉まん、焼きそばにお好み焼き等の人気メニューは健在で、果てはスイーツまで豊富にそろう。

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アイドルの登場は19時からということなので、1時間延長して鍋をつつきながら待つことにした。

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出てきたアイドルは、このビアガーデンだけで結成されたグループで、その名も「マイちゃん」「アミちゃん」。

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この日のショーはOGユニットで、マイちゃんとアミちゃんは代替わりされるという。

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ビアガーデンだけの催しなので、ローカルアイドルよりもローカルすぎると思っていたらとんでもない。
ちゃんとヲタさんが付いていて、ミックスやコールを打っている。
形態はAKBグループのそれと同じものだから、このヲタさんたちはSKE48との兼ヲタさんなのか。

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ビールも焼き肉も鍋もアイドルも堪能した3時間。すっかり日は落ち肌寒くなっていたが、熱いマイアミの夜はまだまだ続くのだろう。

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マイアミのスタッフに聞いたところによると、ビールの消費は、どうしても、普段は値段が高くてあまり飲まないだろうプレミアム系ビールが売れ筋になるということだった。

冒頭の意識調査は主に購買による家飲みが対象だと思われるが、し好が多様化していることは間違いないということだろう。
冬でもビアガーデンでたらふくうまいビールが飲める名古屋の人はうらやましい限りだが、いろいろなビールを試して自分好みのビールを再発見したいものである。

※写真はすべて記者撮影
 統計資料グラフの出典はLifeHackリサーチによる2015年9月1日付「ビール業界の変化に伴う生活意識調査」プレスリリース

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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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