ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

マシ・オカ来日インタビュー 『HEROES/ヒーローズ』新シリーズが本日より配信スタート

DATE: BY:
  • ガジェット通信を≫


2000年代の海外ドラマブームをけん引した大ヒットシリーズ『HEROES/ヒーローズ』が、13話から構成される新シーズン『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』として復活。日本では『Hulu』にて10月20日(火)より配信がスタートした。

このたび、「ヤッター!」のキメ台詞と共に日本でも大人気となったヒロ・ナカムラ役のマシ・オカにインタビューを実施し、新シーズンでの活躍ぶりやこれまでの『HEROES/ヒーローズ』に対する思いなどを聞いてみた。


――ファンも待ち望んだシリーズ最新作ですが、『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』の制作決定を聞いた時はどのようなお気持ちでしたか?

マシ・オカ:前シーズンは日本だと“ファイナル・シーズン”と表記されていますけど、米国では打ち切りというカタチだったんです。その理由は様々あって、ぜひ飲みながらお話したいところなんですけどね(笑)。だからシリーズ再開の話を聞いたときは、「ヤッター!」というよりも、「なんじゃ?」という驚きが大きかったです。実は出演者陣もテレビのコマーシャルでそれを知ったんですよ。15秒の間に番組のロゴと「Coming Soon!」の文字だけが出てきて、番組OBたちで連絡を取り合っても誰も知らない状態でした。

――“ヒロ”はシリーズごとに困難を乗り越えて成長を遂げてきました。最新シーズンではどんなキャラクターになっているのでしょうか?

マシ・オカ:実を言うとヒロは3話くらいしか出演しません。でも、物語で重要な鍵を握るキャラクターになるはずです。どこまでオンエアに乗るか分からないけど、スタントが結構あって、今回も刀を使ったアクションが満載です。しかも前作からパワーアップして二刀流。侍というよりも、どちらかというと忍者っぽいキャラになっているかもしれません。

――予告編だと、刀を持ったいわゆる“未来のヒロ”が登場するのですが、「ヤッター!」でおなじみの“オタクのヒロ”も登場しますか?

マシ・オカ:大半は未来のヒロですね。でも、最大で20種類くらいのヒロが見られるんじゃないかな。今回は編集に携わっていないので、僕も実際のオンエアを見てみないとどうなっているか分からないけど(笑)。


――日本人としては作中の“なんちゃって日本”描写が毎回楽しみなのですが、最新シーズンでも期待してよろしいでしょうか。

マシ・オカ:今回はヒロの社長室が「中華飯店でも始めたの?」っていうセットになってます(笑)。今作ではプロデューサーとして関わっているわけじゃないので、セットまで口出しできない状況でした。日本語の台詞は自分で責任もって変更できるんですけどね。

――台詞と言えば、『ジョジョの奇妙な冒険』など、これまでご自身がお好きな作品にオマージュを捧げた台詞も見どころのひとつでしたよね。

マシ・オカ:今回は日本語の台詞があまりなかったので、自分で日本語訳をつける場面が少なかったんです。これまでは「無駄無駄無駄無駄ァ!」とかって日本語で勝手に置き換えても、米国では字幕として英語の台詞が流れるので「何か面白いから良いよ」って感じだったんですけどね。時を止めた場面で「ザ・ワールド! 時は止まった」って言ったのはさすがにNGでしたけど(笑)。その代わりに今回は、「ヤッター!」とか「Great Scott!(驚きの表現)」とか、これまでのシリーズにオマージュを捧げるような台詞は多いかもしれません。

――ファンには堪らないですね。そもそも『HEROES/ヒーローズ』が米国や日本で人気を博した一番の理由は何でしょうか。

マシ・オカ:一番は単純に面白かったということでしょうね。シーズン1がスタートした当時としては超能力モノの先駆けでしたし、映像の素晴らしさはもちろん、ストーリーの展開がめちゃくちゃ早くて視聴者を飽きさせない作りになっていたと思います。引っ張るだけ引っ張って、結局何も起こらないドラマもあるじゃないですか(笑)。

――『HEROES/ヒーローズ』はマシ・オカさんご自身にとっても非常に大きな意味を持つ作品となりましたよね。

マシ・オカ:まさに人生の転機ですね。直前まで役者を辞める覚悟だったので。


――現在はプロデューサーとしても様々な作品に関わっていらっしゃいますが、もともと興味があったのでしょうか?

マシ・オカ:それほど考えてはいなかったです。ILM(ルーカス・フィルムが所有する特殊効果・VFXスタジオ)に所属していたから、そこでアカデミー賞を獲得してみたいとは漠然と思っていました。映画監督にも少し興味がありましたね。でも『HEROES/ヒーローズ』のおかげで道が開けて、考え方がガラッと変わりました。

――実際に道が開けたと感じたのはどの瞬間でしたか?

マシ・オカ:『HEROES/ヒーローズ』が放送されて反響を耳にした時です。出演が決まったのは嬉しかったけど、多くの作品がある中でちゃんとヒットしないと知名度がないままですよね。『HEROES/ヒーローズ』の中でさえ、みんなが記憶に残っているキャラクターって本当に一握りじゃないですか。レギュラーの仕事をもらうだけでも大変ですけど、さらにシリーズがヒットしなくちゃいけない、その作品の中でも自分のキャラクターがヒットしなくちゃいけない、そう考えてみれば非常に幸運なことだと思います。

――気が早いですが、『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』のさらにリボーンも期待してよろしいでしょうか。

マシ・オカ:そうですね、その時は刀が3本になっていると思います(笑)。ただ、僕らは『HEROES/ヒーローズ』でチャンスをもらった立場なので、今作は次の世代にバトンを渡すためにチカラを貸している感じですね。まずは『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』が放送局やクリエイター、ファンのみなさんの恩返しになれば嬉しいです。

――本日は、ありがとうございました!


(撮影:wosa)

「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」 今秋、Huluで日本上陸!(YouTube)
https://youtu.be/z7_PBcievA4

『HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン』公式サイト:
HeroesReborn.jp

よしだたつきの記事一覧をみる ▶

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP