体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

向き合うことでメンタルヘルスへの理解が深まる アイトラッキング技術を活用した最新型写真展が開催中

IMG_9204

10月10日(土)の世界メンタルヘルスデーに合わせ、東京駅近くの丸の内オアゾ1階OO広場(オーヒロバ)では、『向き合うと、変わりはじめる写真展』が開催されています。「向き合うと、変わりはじめる~」とは果たしてどういうことなのでしょうか。さっそく写真展に足を運んでみました。

IMG_9299

脳やこころに起因する精神疾患(うつ病、統合失調症、不安障害など)、およびメンタルヘルスへの理解促進を目的とするNPO法人シルバーリボンジャパンが主催したこの写真展は、“知療”、つまり周囲の人が理解しようと向き合うことが患者の回復のサポートになる、という認識を社会に広めることを目指しています。

会場には大きなパネルと、その前にそれぞれ椅子がひとつ用意されています。パネルに写る人たちは皆うつむいて暗い表情。そして、顔の部分がモニターになっているようです。

IMG_9202

実は、彼らは精神疾患から回復を果たした元患者たち。来場者はひとりずつ椅子に座り、彼らと「向き合う」ことで写真展を体感するのです。

IMG_9224

この写真展ではアイトラッキング技術が活用されており、モニター下のセンサーが来場者の視線を感知し、今どこに目が向けられているかを認識します。

IMG_9205

モニターに文字が表示されましたが、向きがバラバラでうまく読むことができません。

IMG_9209

しかし、読みたい個所に目を向けると、その視線をセンサーが感知して徐々に文字が整列していき、「当時は病気の情報が少なく、友達にも病気を打ち明けられなかった」などのリアルな体験談を読むことができるのです。

IMG_9215

一度読んだ文章は消えていき、代わりに元患者の表情に変化が……。

IMG_9220

目と耳を向けることで彼らの思いを理解し、文字通り悩みを“解消”していくというワケです。

1 2次のページ
よしだたつきの記事一覧をみる
よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy