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『GONIN サーガ』石井隆監督&東出昌大さんインタビュー 東出さんの起用は「イノセント」が決め手?

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1995年に公開、石井隆監督作品の中でも絶大な人気を誇り、バイオレンス・アクションの金字塔として海外からの評価も高い映画『GONIN』。長年の間ファンが待ち望んだその続編が、映画『GONIN サーガ』として9月26日より公開されている。

ガジェット通信は、石井隆監督と主演の東出昌大さんにインタビューを実施し、なぜ20年の時を経て本作がよみがえったのか、石井監督が考える東出さんの魅力とは? など、いろいろと話を伺ってみた。

<ストーリー>
5人組による、広域指定暴力団五誠会系大越組襲撃事件から19年―。
襲撃事件で父を殺された勇人(東出昌大)は建設作業員としてまっとうな人生を歩み、同じく父を亡くした大輔(桐谷健太)は父の死で壊滅した組を再興することを夢見ながら、五誠会三代目・誠司(安藤政信)のボディーガードとして働いていた。ある日、19年前の事件を追うルポライター・富田(柄本佑)が現れたことから、五誠会と深い関係を持つ元アイドル・麻美(土屋アンナ)をも巻き込み、GONINの血と宿命に抗う新たな闘いが幕を開ける―。

――『GONIN』1作目から19年後の世界をスクリーンで鑑賞できることに興奮しているファンは多いと思います。以前はバブル経済崩壊後の社会が舞台、今回もまた何か描くべき社会の閉塞感を感じていたということでしょうか?

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石井監督:この時代にコレをという感じじゃなく、結果として企画が通るのに時間がかかってしまったんです。(配給の)KADOKAWAさんが「次はアクションをやりましょう」って言ってくれて、『GONIN』の続編にGOを出してくれなかったらずっと“脱ぎモノ”を撮り続けていたと思いますよ。バイオレンス同様、エロスも大好きですから(笑)。

――1作目と時系列がちゃんとつながっていて、残された家族の物語というのが驚きでした。

石井監督:『GONIN』、『GONIN2』を撮影した頃に、もう10年先までシリーズが約束されているようなことを言われていて、実際は“少女版”とか“香港版”とか様々なシナリオを書きました。それが突然なくなっちゃって、他の配給会社に持ち込んでも全く相手にされなくかったんです。それでも運良くKADOKAWAさんとのつながりができて、『GONIN』が好きなプロデューサーに出会って、「石井さんはバイオレンス・アクションだよ」と言われたことをキッカケに製作がスタートしました。いろいろと厄介な縛りがあったから私蔵したシナリオはすべてムダになることを覚悟していたけど、一本だけとはいえよみがえることになってジンとくるものがありますね。

――東出さんは役を演じるにあたって、『GONIN』1作目をどのようにご覧になっていたでしょうか?

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東出:アクション、美術、撮影や照明、雨の演出など印象的なシーンがたくさんありました。とは言え『GONIN サーガ』は19年経った今を描く作品なので、そこまで1作目の雰囲気に寄せにいったり誰かの演技を意識したりすることはなく、新たにスタートするという思いで臨みました。

――劇中で役を演じた勇人も、過去に起こった出来事を全て把握しているわけではないですもんね。東出さんの紳士的であり野性的でもある両面性が際立っているように思えました。

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よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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