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ステレオタイプな“ハッカー像”はもう古い! リアルなプログラミングが見れる名作映画たち

エンタメ 映画
ピエロがお前を嘲笑う

106分間、あなたが目にしたものは、果たして真実か? ドイツで大ヒットを飛ばし、ハリウッドがリメイクに飛びついた、
驚愕の“マインドファック・ムービー”『ピエロがお前を嘲笑う』が9月12日より公開となります。

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http://getnews.jp/archives/1102353 [リンク]

クライマックスに訪れる、映画全てをひっくり返すほどのトリックに「見破れない」「絶対騙される」という声が続出。“見るものの心を混乱させ、絶対騙される”かつての『メメント』『シックスセンス』、近年では『インセプション』などの映画を欧米の映画ファンは〈マインドファック・ムービー>と呼びますが、本作もマインドファック・ムービーの決定版として評価が高いこの映画。

天才ハッカーである主人公・ベンヤミンが、プログラミング技術を駆使してハッキングを行う様子がリアルに描かれているのも注目です。

かつて、映画に出てくるハッカーといえば、いつも何か食ってるデブ、又は瓶底メガネのガリが、変な形のキーボードを連打してる、WINだかMACだかLinuxだかわからない変なパソコンをつかってる、デタラメなコードを打ち込んでいる、ハッキング中に「よーし、いい子だ……」とかPCに話しかけちゃう……などなど、ステレオタイプな描写がほとんどでしたが、近年生まれたハッカーが活躍する映画はそうではありません。

本作ではマシン語(コンピュータに直接指示を与える2進数の羅列)という、高度なプログラミング技術を自由にあやつるハッカー、ベンヤミンが主人公で、実在するハッカー集団「アノニマス」の行動に似た、様々なハッキングで世間を騒がせます。今回は本作以外にも、近年生まれた、ハッカーが大活躍、リアルなプログラミングの描写もみれる映画をまとめました。

『ピエロがお前を嘲笑う』ベンヤミン
(比喩ではなく物理的に)コンピューターと会話できる天才ハッカー
得意なプログラミング言語:マシン語 

『ピエロがお前を嘲笑う』の主人公・ベンヤミンは、パソコンのCPUに直接命令を下す「マシン語」(普通の人間が見てもただの2進数の羅列であり、ごく一握りの専門的な知識を持っている人間でなければ理解できない)を自由に操るスーパーハッカー。マシン語を理解できるスキルを持っていることがきっかけで仲間ができ、ハッカー集団「CLAY」を結成、2010年ごろから話題になっている実在のハッカー集団「アノニマス」の行動(犯行)によく似たハッキング事件を繰り返し世間を騒がします。

あまり知られていないハッカーの世界を描くにあたり、監督のバラン・ボー・オダーは「コンピューターを使うニキビ面のハッカーというステレオタイプなイメージを打ち崩すことが必要だった」と語っており、従来のハッカーが出てくる作品のように、「キーボードを無茶叩きする」「実際何やっているかわからない」という描写ではなく、深く思索しながらコンピューターに向かうベンヤミンらの姿は非常にリアル。

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記者:

映画・アニメ・美容に興味津々な女ライター。猫と男性声優が好きです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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