ゴミを捨てると“テトリス”がスタート!?ARゴミ箱が面白い

access_time create folderデジタル・IT

TetraBIN

1980年代末から1990年代初めにかけ、世界中で大流行した「テトリス」。

「何パターンかある形状のブロックを、うまく組み合わせて消す」という単純なルールに、当時子どもから大人まで夢中になった。

・ARゴミ箱でテトリス!?

このテトリスを“ゴミ捨て”のマナー向上に役立てようという、ユニークな試みがされている。

Design Lab at University of Sydneyの卒業生、Sam Johnson氏とSteven Bai氏らのチームが考案した「TetraBIN」というプロジェクトだ。

TetraBIN2

これは、街のゴミ箱をゲームにしてしまおうというもので、世界でも類を見ない、“AR(augmented reality)ゴミ箱”なのだ。

・赤外線がゴミを感知

ゴミ箱の内部には、3つの赤外線ビームが照射されていて、中にゴミが入れられたかどうかをモニターしている。

誰かがゴミ箱内部にゴミを投げ入れると、赤外線ビームの経路が壊される。これがトリガーとなってセンサーが作動。

・外側のディスプレイに指令を送る

TetraBIN3

円柱形のゴミ箱は外側部分がスクリーンになっていて、送られてきたコマンドを受け、LEDライトがディスプレイ上に点灯する。

・効果音とともに、ブロックが出現

テトリスのグリッド線、幾何学ブロックが表示され、8ビットの効果音とともに、ブロックが落ちていく。

前の人が“捨てた”ことで出現したブロックと、うまく組み合わせるようにトライしてみるなど、まるでゲームをプレイするような感覚で、“楽しく”ゴミ捨てができる。

・人々の意識啓蒙に寄与

「ゴミはきちんとゴミ箱に捨てよう」。人々のマナーやモラル向上につなげようという、とてもユニークなアイデアである。

TetraBIN

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. ゴミを捨てると“テトリス”がスタート!?ARゴミ箱が面白い
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。