汚染水流出、高分子ポリマーや新聞紙で止水措置―福島第1原発

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 東京電力は2011年4月3日に会見を開き、福島第1原子力発電所2号機の取水口付近から高濃度の放射線量を含む汚染水が漏出した問題で、3日から高分子ポリマーやおがくず、新聞紙などを使った止水措置を行っていることを明らかにした。

 福島第1原子力発電所では2日、取水口近くのピットと呼ばれる施設から1時間あたり1,000ミリシーベルト超という放射線量の水が検出されている。同社は止水措置としてピット付近に開けた穴から、小袋入りの高分子ポリマーを80袋、3kg入りのおがくずを20袋、ちぎった新聞紙をゴミ袋で3袋分、3日に投入したと発表した。

 高分子ポリマーは、水を吸うと数千倍の体積になるという。

 ※写真は高分子ポリマー入りの袋を持つ東京電力の担当者。

【4/03・17:20開始】東京電力 記者会見
http://live.nicovideo.jp/watch/lv45388230
(番組はタイムシフト機能でいつでも視聴できる)

(土井大輔)

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