気温34度だからこそ大切さがわかる?『Water Day FESTIVAL』~幕張新都心・千葉~
8月1日の「水の日」を記念して環境省が主催する『Water Day FESTIVAL』が、千葉県のイオンモール幕張新都心で開催された。
同フェスティバルは2日まで行われ、「熱中症予防声かけプロジェクト~ひと涼みしよう~」等のブースが設置され、様々な水に関するプログラムや多彩なゲストによるトークショーが用意されている。
この日の気温は摂氏34度。まさに「うだるような」という形容がピッタリのありがたくない暑さの中で開幕したフェスティバル。
第14回国民的美少女グランプリに輝いた高橋ひかるさん(13)が登場し、スペシャルサポーターの任命式に臨んだ。
関西地方の水がめである琵琶湖を望む滋賀県出身の彼女は、緊張した面持ちで委嘱状を受け取った。
ブース内での催しを取材した。
株式会社日本トリムは整水器を扱うメーカーだが、子どもたちに水のPhを計測する実験を提供。
白衣を着せられた小学校2年生の彼女には酸性やアルカリ性はちょっと難しいかもしれない。馬子にも衣装といえば失礼だが、そこは博士よろしく実験を続ける。しつこいようだが気温は34度だ。
隣にちょこんと座る2歳の妹さんは、会場でもらったスポーツドリンクがお気に入りで、白衣のままカフェ状態でおくつろぎ中。
実験後は水にちなんでヨーヨーを作ってもらっていたが、こちらの方が良かったのか二人とも出来上がるまでじっと見つめていた。
広報担当の浅尾まいさんにブースのねらいを聞いた。
「水と一口に言いましても、限りあるものです。ですから、飲み水はもちろんのこと雑用水に至るまで、大切に有効に使って欲しいとい思っています。アルカリ性の電解水素水は飲料用としてよく知られれていますが、反対側に出てくる酸性水も実は使えるのを知っていただきたいと思い、今回は飲み水ではなく足湯ならぬ”足水”として体験していただいてます。」
足水とは気持ちよさそうな響きだ。早速行ってみよう。
すでに先客がいたので失礼して撮影。小学校6年生と4年生のいとこ同士が仲良く入浴中。
「冷たくて気持ちいいです。」と答えてくれた彼女たち。なかなか出たくなさそうだった。
水と言っても淡水ばかりではない。鴨川シーワールドからは、海の生き物たちが子供たちをむかえる。
大きなヒトデをわしづかみにして記者に見せてくれたのだが、子どものころは平気だったのに大人になるとそうでなくなるのはなぜだろうと、本気で考え込んでしまった。
ウミガメも気持ちよさそうに子供たちを見上げていた。
いくらなんでも外にずっといたのでは熱中症にかかってしまうので、店舗内のブースを回ってみた。
御自慢の特大便器を本社のある北九州市から持ってきたと言い張るTOTO。
この中に入って記念撮影をすることができる。
意外と人気でしばらく見ていたが、人が絶えない。ウォシュレットで完全に市民権を得た証拠だろう。
コンパニオンの大関沙織さんは普段はレースクイーン。
「ちょうどお昼時なので、人が少なくなってきましたね。」と、便器の中に入って撮影に応じてくれた。
まさかこんなところで撮影されるとは夢にも思ってなかっただろうが、8月2日が誕生日の彼女。いい記念になればと願っている。
再び外のステージに戻る。
MCもこの暑さの中で大変だとは思うが、笑顔を絶やさず頑張るのはさすがプロだ。
この日、二人目のゲストは蛯原英里さん。
客席にママ友でもいたのか、驚きの表情。
屋外のステージは暑いので、サントリーから天然水で作ったカキ氷が差し入れられた。
ママスタジアムとのコラボ企画で「ママに伝えるWater Style」と「子育て支援新制度」についてのトークセッションが40分にわたって繰り広げられた。
広いイオンモールの随所に設けられたブースではプレゼント企画や体験企画等、みんなで楽しめる「水の祭典」が散りばめられている。
8月2日は11時から16時まで開催。
交通はJR京葉線海浜幕張駅から徒歩もしくは京成バス、JR総武緩行線幕張本郷駅・京成千葉線京成幕張本郷駅から京成バスで、イオンモール幕張新都心バスターミナル下車。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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