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【速報】東京都23区と武蔵野と町田と多摩と稲城と三鷹で乳児の飲料水摂取制限 あなたの町は?

wikipedia:kanamachi water purification plant & Edo river.より

東京都葛飾区の金町浄水場の水(22日の9時にサンプルを取得して検査したもの)から210ベクレル/リットルの放射性ヨウ素31が検出された。これは放射性物質の暫定指標値を超えるもので(乳児の場合100ベクレル/リットル。乳児とは1歳未満。)、東京都は東京都23区、武蔵野、町田、多摩、稲城、三鷹において、乳児による水道水の摂取(飲んだり、粉ミルクを溶かしたり)をおこなわないように呼びかけた。都によればこの量は「ただちに健康に影響を及ぼさない」ものであるが、念のために摂取はやめてほしいとの説明。(2011年3月23日14時30分)

編集部の試算によれば、毎日1リットル飲んだとしても1年間で4マイクロシーベルト/年程度となる。(放射性ヨウ素(I-131)の内部被ばくに関する線量換算係数が0.022μSv/Bqで、今回検出されたのが210Bqなのでかけ算して4.62μSvという数字となります)

●煮沸は効果なし?
追記修正2011.03.24)
昨日、東大病院放射線治療チームの「煮沸すると取り除くことができる」というツイートをご紹介しましたが、東大病院放射線治療チーム自身により否定されましたので、お知らせします。
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昨日”高揮発性のため、水に含まれたヨウ素は煮沸することで幾分取り除くことができる”、と言いましたが、 固体状のヨウ素分子(I2)の場合でした。水中に存在するヨウ素では、揮発効果はほとんどないため、 煮沸はお勧めできません。お詫びの上、訂正させて頂きます。申し訳ありませんでした。
http://twitter.com/team_nakagawa/status/50715646211792896
—–
以上追記修正終)

また、東京都副都知事、猪瀬氏のツイート(3月23日 14時30分頃)によれば、

猪瀬氏のツイート

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昨日3月22日朝に採取した検体で金町浄水場でヨウ素210ベクレル、今朝の検体の速報値は190ベクレル。降雨の影響も。朝霞浄水場は不検出、小作浄水場は32ベクレル。300ベクレル以内であればふつうの飲料(乳児は100ベクレル以内)には差し支えない。
http://twitter.com/#!/inosenaoki/status/50445062777221121
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とあり、徐々に値は下がってきているようだ。

●粉ミルクを溶かすのにミネラルウォーターは使わない

明治乳業のサイトより

明治乳業のサイトによれば「育児用コナミルクを”ミネラルウォータ”で調乳するのは止めてください」とのことだ。
http://www.meiji-hohoemi.com/mamapapa/history/0311index.html
—– 明治乳業のサイトより引用 —–
大変発育の早い赤ちゃんにとって、骨や身体を作り上げていく上でミネラルは大切な成分です。しかし過剰に摂ったミネラルは、赤ちゃんの未熟な腎臓を通して体外へ排泄されなければなりません。しかし赤ちゃんの腎臓は未熟で、大人のように濃いオシッコを作ることができません。腎濃縮力が大人の半分、つまり、余分に摂った不要のミネラルを体外に排泄するのに、大人の倍量の水が必要なのです。

(中略)

ところで最近水に対する関心が大変高まり、コナミルクを”ミネラルウォーター”で調乳するお母さんが現れました。一口にミネラルウォーターと言っても、水割り用にミネラルを強化したものから、ただの湧き水といったものまで千差万別です。過去には、”調乳用”とうたっているにもかかわらずミネラル含量の極めて高いものがありました。コナミルクのミネラル量は、水道水あるいは一般的な井戸水程度の硬度のもので調乳されることを想定し調製されています。どうしても容器入り飲料水を購入してコナミルクを溶かすという場合には、表示されているミネラル量の数値を比較して、是非”ミネラルの多くない”ごく”自然の水” を選んで下さい。さもないと、せっかくの脱塩の努力が無駄になってしまいます。
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深水英一郎(ふかみん)

記者:

見たいものを見に行こう――で有名な、やわらかニュースサイト『ガジェット通信』発行人。トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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