福島原発へ『モニロボ』出動! 文科省が派遣

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福島原発へ『モニロボ』出動! 文科省が派遣
東京電力福島第一原子力発電所の事故調査に、人が近づけない場所で遠隔操作により情報収集ができる『防災モニタリングロボット』(通称『モニロボ』)が派遣されました。原子力安全技術センターが開発した無人ロボットで、文部科学省が東京電力に貸し出したもの。原子力防災訓練で試験利用した実績はありますが、災害現場へは初の出動となります。

『モニロボ』は、W800×D1500×H1500mm、重量約600kgという大きさ。毎分40mでキャタピラ走行できる本体にマニピュレータやカメラ、計測器を搭載します。無線中継機を利用して1.1kmまで離れた場所から遠隔操作が可能。

モニロボA
朝日新聞の報道によると、今回福島原発へ派遣されたのは赤いボディの『モニロボA』。3D映像やサーモグラフィー映像を撮影するカメラを搭載し、ほかに『モニロボ』共通仕様としてガンマ線の空間線量率、4台のカメラ映像、音、温度や湿度といった現地の情報を取得できます。マニピュレータにより、サンプルの採取や障害物の排除などの作業が可能。放射線量の多い危険な場所での作業や現地作業員のバックアップなどに活躍が期待されます。

モニロボB
原子力安全技術センターが所有する『モニロボ』は2台。中性子線量の測定やダスト収集、可燃ガス検知が可能な黄色いボディの『モニロボB』も近日中に出動させる予定とのこと。茨城県東海村で発生したJCO臨界事故をきっかけに開発されたという『モニロボ』。文科省がロボット大国日本の底力を見せて、一刻も早く事故を沈静化に導いてくれることに期待しましょう。

画像:原子力安全技術センター資料より引用

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宮原俊介(編集長) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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