非常時に役立つアイデア「単3電池から単1電池を作る方法」

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単3電池から作った単1電池


ふだんはあまり使わない単1電池。東日本大震災以降、懐中電灯の需要が急上昇したために全国的に品薄状態のようです。でも、単3電池なら手元にある人も多いはず。実は、単1から単4までサイズは違っても、円筒形乾電池の電圧は1.5Vで共通しているため、大電流を流さない限りサイズを合わせれば代用できるのだそうです。dendoさんが公開している「単3電池から単1電池を作る方法」から紹介します。

電池サイズを合わせる方法

まず、用意するのはサイズを合わせるために巻きつける紙。単3電池と単2電池は高さが同じですので、紙などを巻きつけるだけで変換できます。紙の高さは、きっちり電池に合わせるよりもやや狭めに。A4サイズの紙の両長辺に1円玉(直径20mm)を置いて切り落とし、縦長に二回折ったもの(42.5mm程度になる)を2枚巻くとほぼ単2電池のサイズになります。

単3電池を単1電池に変換する方法

単3電池から単1電池を作るには、紙を巻きつけるだけでなく、長さを何らかの金属で補い両電極が接触するように工夫する必要があります。まず、1円玉(10円玉も可)を8枚重ねて円筒形にしてセロハンテープで固定し、その上にマイナス面を下にした単3電池を載せます。次に、単2電池を作るときに使ったのと同じ紙を1枚用意して、電池に巻き付け1円玉の直径と同じ太さに合わせます。その上から、A4サイズを縦長に二回折ったものを5枚分巻つければできあがりです。

乾電池のサイズ

このほか、1円玉の代わりにパチンコ玉やアルミホイルを使用する方法もあります。電池の容量は単3電池のままですが、ひとまず必要なラジオや懐中電灯に使用することは可能。使用する乾電池は、アルカリ電池か『エネループ』などの二次電池のほうが良いようです。「どうしても電池がなくて心配」な人は、自作電池にチャレンジしてみませんか?

参考サイト(画像はこちらから引用させていただきました)
『何も足さない、何も引かない』単3電池から単1電池を作る方法
http://meteor.blog.avis.jp/archives/218
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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