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トヨタの役員逮捕と危ない薬(small G)

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今回はsmall Gさんのブログ『small G』からご寄稿いただきました。
※この記事は2015年6月18日に書かれたものです。

トヨタの役員逮捕と危ない薬(small G)

トヨタ役員逮捕のニュースを見て驚きビビりました。

何でって話は簡単で、彼女が所持していたとして逮捕された原因となったオキシコドンと同じような作用を持つ同じ系統の薬がアメリカの我が家にもあるからです。
私の場合、別に違法な所持でもなんでもなくて、アメリカでインプラントのオペの為に下顎に大きく穴を開けてボルトを埋め込んだあとに発生する痛みの鎮痛の為に歯科医師から処方されたものでした。
メトプロロールとヒドロコドンの同時処方で、特に今回の日本での話で問題になるだろうなと考えられるのは後者のヒドロコドンでしょうか?

ヒドロコドン(ハイドロコドン)は正確にはHydrocodone/APAPというのですが、咳止めに使われるコデインを元に半合成される麻薬類です。咳止めのコデイン自体もよく日本で馬鹿が乱用するということで話題になりましたが、これはその上をいく鎮痛作用の強い薬。
世界的に問題になって居る薬の一つではあるのですが、統計的上は作られた薬の99%はアメリカ国内で消費されていることになっているようです。

私が鎮痛剤を処方された時にこれを飲んで私の身に起きたのは「恐ろしく強烈な睡眠作用」でした。これだけの眠気を感じたのは以前、アメリカの病院でオペの後に鎮痛時に処方されたモルフィンと「全く」同じ(まあ麻薬ですし)で、意志の力ではどうにもならないほどの強烈な眠気に襲われてソファに崩れ落ちてそのまま寝込んでしまった覚えがあります。

今回、役員逮捕のニュースが流れた時に「いったい何の薬で捕まったんじゃろ?」とは思っていたんですが、彼女の場合はオキシの方でしたね。しかし、どうやらその持ち込み方が「間違い」というよりも分包してスーツケースの下の方に隠すように置いていたとかいう話・・・。(記事が書いていたのですがどこまで本当か?)薬局からもらったまんまの薬いれのケースにそのまま容れておいたのならまだしも、そんなことしてたら疑われるに決まってるかな?(やっぱ後ろめたいものが有ったんでしょうかね。)

とりあえず、このニュースを聞いて肝を冷やしたのはトヨタの首脳陣だけでなく私もその一人なのでした。orz
国際線に乗って国境を往復すると、お互いの国で「意外なもの」が知らないうちに輸入禁止物になっていることが有りますからこういった薬品を中心に帰国時、入国時には十二分に気をつけておかねばならないのです。

特に我々のように研究者もする医師は市井のそういった「劇薬」「危険物」に縁のない人から見れば使い方次第で容易に「危ない」と言える薬物・物質・サンプルを国境を超えて移動させますので、いろいろとその為の訓練や講習を受けます。少なくともアメリカに居たときの大学での講習は、しつこくしつこく何度も行われ、定期的に資格の更新のための講義とテストを課されました。実際、アメリカから薬物や危険物を日本に発送するときは本当に面倒くさい長たらしい書類手続きが必要で、発送自体も特殊で大変でした。(スマートな秘書さんが居たせいで、それでも随分と助かりましたが。)
しかし、そうまでしても、この準備書類に少しでも不備があるとガッチリ発送不可として突き返されますので、冷凍して送るサンプルなどは特に悲惨な事になります。(空港の保税倉庫で腐るという運命w)

まあ、今回の事件に関してはどういう結末になるのかはまだ判りませんが、彼女に悪意がなかったと証明されるには相当腕利き弁護士を雇わないと厳しいのではないでしょうか・・・。まあ、大トヨタのことですからそこら辺は最高レベルの人材が綺羅星のごとく法務部にいるのでしょうから心配はいらないでしょうが、無罪になったとしても、世間的には彼女のイメージダウンは避けられないのでしょうね・・・。

さてこの件に関してモリゾー殿はどう動くか?プリウスの時は(結局はトヨタは白であったにもかかわらず、それを超越して)見事な采配でしたが!(それとも人の噂も75日作戦をとるのかな?)

執筆: この記事はsmall Gさんのブログ『small G』からご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2015年07月02日時点のものです。

カテゴリー : 政治・経済・社会 タグ :
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