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リズムネタ「本能寺の変」で大人気の“エグスプロージョン”って何者? 本人たちを直撃してみた

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『YouTube』にて今年3月末に公開された動画『踊る授業シリーズ「本能寺の変」』“エグスプロージョン”と名乗るダンスユニットが軽快なリズムとキレッキレのダンスで“本能寺の変”について詳しく教えてくれるという内容で、5月頃から再生回数が一気に急上昇。「本能寺の変、おもしろすぎて爆笑!」「あのメロディが頭から離れない」とネット上で旋風を巻き起こし、中高生を中心に「マネしてみた」系の動画も数多く投稿されている。

踊る授業シリーズ「本能寺の変」(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=_b77mjDbips

一方で「気になって調べたけど情報が少なすぎ」「え? 芸人じゃないの?」と、彼らの正体について詳しい情報を渇望する人も続出している模様だ。そこでガジェット通信は、世間の声を代表して「一体、何者なの?」という率直な疑問をぶつけるべく、エグスプロージョンのまちゃあきさん、おばらよしおさんを直撃してみた。

ダンスの楽しさを広めたい

――踊る授業シリーズの動画が軒並み大人気となっていますね。6月16日時点で「本能寺の変」が430万回再生を突破しました。


まちゃあきさん(以下、まちゃあき):本当にありがたいです。『YouTube』の動画投稿は本格的に力を入れ出したのが今年に入ってからで、当初の再生回数は400~500くらいでした。それに比べたら、もう天文学的数字ですよ。ワケが分からなくて気持ちが追い付いていないです。

――身の周りで変化を感じることはありますか?

まちゃあき:最近はテレビにも出演させていただいて、苦労を知っている先輩方からは「お前らよく耐えたな!」と褒めていただきました。でも街で声を掛けられることは全くないですね。


おばらよしおさん(以下、おばら):たぶん僕らは学ランのイメージが強いんだと思います。動画を繰り返し見てくれる人でも、学ランを脱いでメガネを外しちゃうとまだまだ気付いてもらえないのかと。

まちゃあき:あとは僕らの耳元にはまだ届かないところで、(所属事務所の)よしもと上層部の動きが激しくなってきたというか、何かザワザワしているのは感じています(笑)。

――よしもとの所属ですけど、お二人は“お笑い芸人”ではないんですよね?

おばら:はい、ダンサーとして頑張っています! 20歳くらいの時に山口県出身のリーダー(まちゃあき)と神奈川県出身の僕が東京のダンススクールで出会って、そこからユニットを結成しました。

――エグスプロージョンというユニット名の由来は?

おばら:“爆発”を意味する“エクスプロージョン”に、“エグい”という単語を組み合わせたのが由来です。ウェーブやロボットダンスの動きを取り入れた自分たちのダンスを、「エグい動き」って呼んでいたんです。だから“爆発的にエグい”という意味の造語で“エグスプロージョン”と名乗っています。当時、20歳そこそこの世間知らずな若者が考えた事と思って聞いてください(笑)。

――これまで、普段はどんな活動をされていたのでしょうか?

まちゃあき:ダンサーの活動って知らない方からすると謎に包まれていると思うんですけど、基本的に僕らは毎年やっているライブツアーを中心に、レッスン、振り付け、ステージやショーの出演が主なところです。最近では森山直太朗さんのコンサートツアーで振り付けを担当させていただきました。

――ぶっちゃけ、そういった活動だけでも十分に食べていけますよね?

まちゃあき:いやいや、そんなことないですよ! もうカツカツですわ、ホントに……。

おばら:ふところ事情までは言わないで良いよ(笑)。でも最近はダンスを取り上げるテレビ番組もなかなかないので、「本能寺の変」をキッカケに興味を持っていただけたならテレビにもぜひ出演していきたいですね。

まちゃあき:何よりもダンスに興味を持ってもらいたいんです。日本人は踊るのが恥ずかしい、クラブに行っても踊り方が分からないという人が多いじゃないですか。ヘタとか関係なく、カラダを動かすのは楽しいんだというのをダンスを通じてより多くの人に伝えたいです。

――そういう意味では、お二人のマネをする動画が続々とアップされているのも大きな効果ですよね。

まちゃあき:サビ以外の部分ってほぼアドリブなんですけど、みんな自分なりに頑張って、楽しそうに踊ってくれていますよね。アレは本当に泣けるくらい嬉しいです。

おばら:音に身を任せて笑顔で踊っている、まさにダンスの醍醐味だと思います。

ダンスと歴史の融合


――「本能寺の変」のような歴史シリーズを思いついたキッカケは?

まちゃあき:僕が織田信長様を尊敬していて、いろんなところで信長様の話をしていたんです。でも歴史に興味がない人にはなかなか食いついてもらえず、もっと分かりやすく伝えてあげたいと思って考え付きました。歴史は壮大なドラマですけど、まずは部分的にでも興味を持ってもらうキッカケ作りができればと。あと、中高生に関して言えばテストで1点でも得をしてくれたら嬉しいですね。

――「本能寺の変」はファンキーなベースラインや耳に残るサウンドも印象的ですが、楽曲はご自身でサンプリングしてるんですか?

まちゃあき:そうですね。まずは自分たちでサンプリングして、その後オリジナル楽曲にする上でアレンジを加えたりして作っています。

おばら:僕たちはオリジナルのスタイルでダンスを作っていて、自分たちでEDIT(エディット)と呼んでいます。ヒップホップのダンサーはヒップホップの曲、ハウスのダンサーはハウスの曲を使うのが一般的ですよね。でも僕らはいろんな楽曲を組み合わせて編集した音、いわゆるエディット・ミュージックを取り入れてフリースタイルのダンスを創作しています。

――ジャンルを飛び越えて、いろいろな音と動きを取り入れているワケですね。歴史シリーズで、作ろうとしたけどボツになったネタなどはありますか?

おばら:結構ありますよ。平賀源内とか(笑)。

まちゃあき:“エレキテル”って響きが面白いと思ったんですけど、あとは何をしたかと言えばメジャーなのが“土用の丑の日”くらいで(笑)。人物が全く見えてこない、1曲にならないのでボツになりました。

おばら:人物を取り上げると“人生”を語ることになるので、事件や事変などの出来事にフォーカスするようにしています。

――だから「ペリー来航」や「島原の乱」をセレクトしたんですね。新作のご予定は?

まちゃあき:今は「関ヶ原の戦い」を制作中です。日本テレビの『スッキリ!』に出演した際に加藤浩次さんと約束したので。

おばら:「関ヶ原の戦い」は登場人物が多すぎて、実は一度ボツになっているネタなんです。でも頑張ってトライしている最中なので楽しみにしてください!

“コラボ力”が武器?

――同じリズムネタとしては、8.6秒バズーカーが先にドンと人気になりましたけど、どのようにご覧になっていましたか?

まちゃあき:最初は一人のファンとして見ていました。年齢は僕らの方が上ですけど、リズムネタとしては兄サンですから(笑)。今年の1月上旬にラッスンゴレライのダンサーエディットを『YouTube』にアップして、それをキッカケに僕らのことを知ってくれる人も多かったと思います。その後、1月末には8.6秒バズーカーとコラボしていましたから、展開が早すぎてビックリでしたよ。

――その後もいろんな芸人さんとコラボしていますよね。

おばら:おかげさまで今は、「ひとまずやってみようか」という感覚でサラッとオファーが来るんです。“都合の良い女”ですよ(笑)。でも話題にしていただけるのは本当にありがたいですね。

――逆に共演してみたい方は?

まちゃあき:おこがましいですけど、綾野剛さんとコラボしてみたいですね。一体、何をするんだって話ですけど……。

おばら:会いたいだけじゃん(笑)。憧れですけど、僕は中学生の頃からスチャダラパーさんが大好きなので、ぜひ共演したいですね。言葉とリズムの世界でずっと活躍されている方たちなので。

まちゃあき:ズルいズルい、じゃあ氷室京介さん! 氷室さんとコラボしたいです!

おばら:「じゃあ」って、綾野さんと氷室さんに謝れ(笑)!

――ぜひコラボを実現してください(笑)。今後の目標などは?

まちゃあき:毎年ライブツアーを開催しているので、まずは8月の公演を成功させたいです。毎回その瞬間に僕らの全てを注ぎ込んでいると言っても過言じゃありません。「本能寺の変」で少しでも興味を持っていただいた人たちには、生で僕らのダンスを見てもらいたいです。

おばら:ダンスを知らない人でも楽しめるショーになっていると思います。生でしか体感できない迫力があるので、僕らのライブダンサーとしての姿をぜひ見に来てください! そこで全てを出し切って、冬に発売予定の『モンスターハンタークロス』を心置きなく楽しみたいです!

――ライブツアーの成功を祈っています。本日はありがとうございました!

ライブツアー概要

EDISON presents
エグスプロージョン×ひとりでできるもん
LIVE TOUR 2015 カメレオン

8月9日(日)
あるあるYY劇場
16:30開場/17:00開演

8月14日(金)
名古屋Electric Lady Land

8月15日(土)
心斎橋VARON
18:15開場/19:00開演

8月21日(金)
渋谷 duo MUSIC EXCHANGE
18:30開場/19:00開演

詳しくはコチラ:http://egu-dekirumon.jp/?p=301

『YouTube』エグスプロージョンチャンネル:
https://www.youtube.com/user/eguofficial[リンク]

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記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

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