藤森翔平、新レーベル「me and baby music」から1stアルバム『まぼろしの郊外』リリース
シンガー・ソングライター、藤森翔平が新レーベル「me and baby music」から1stアルバム『まぼろしの郊外』を7月8日に発売することが決定した。
藤森翔平は神奈川県藤沢で生まれ育った24才のシンガー・ソングライター。江ノ島を望む海の街で暮らす若者の毎日を曲にして、ネット、限定EP、ライヴ等で発表。自由で型にはまらない活動で、現在東京でもライヴ活動をおこなっている。
1stアルバム『まぼろしの郊外』タイトル曲「まぼろしの郊外」は、江ノ島~藤沢での生活をバック・グラウンドとする彼の視点を通して、いま直面している世界を若いアーティストの視点で歌っている。また、レコーディングからジャケットまですべてを江ノ島海岸で制作。小田急線、江ノ電で運ばれてくる都会の淀んだ空気が海辺の街に浄化されて行くような、極力音数を減らしたようなシンプルな演奏と、海の上を自由に往くカモメのようにリラックスした歌声が心地よい。飄々としたシャッフル・ナンバー「ゆれるbaby」やデモ音源のようなローファイな耳触りのロックン・ロール「Boy is on the road」、レゲエ調の「忘れられない青」など、江ノ島だからこそ生まれたゆったりとした空気感と自分自身の意思で現代を歌う力強さの両方がパッケージされた作品となっている。爆音や強度の音圧に疲れたときには最高な音楽ではないだろうか。6月29日東京・代々木zher the zooではバンド・スタイルのライヴをおこなうことが決定しているので、新しい音楽との出会いを求めている方は足を運んでみてはいかがだろうか。
今回、藤森翔平がリリースするレーベル「me and baby music」は、東芝EMI(現ユニバーサルミュージック)でRCサクセション、忌野清志郎を担当した“ドカドカうるさいR&R宣伝マン”として知られる高橋Rock Me Baby氏が立ち上げた、新しい自由で型にはまらないシンガー・ソングライターのマネージメント&レーベル。藤森翔平の他、咲絵、山﨑彩音といったアーティストが所属している。ちなみにレーベル・ロゴのキャラクター・デザインは忌野清志郎の長女で、今話題の版画アーティスト・百世が担当している。
me and baby musicが日本の「STAX/VOLT」、現代の「BARCAレーベル」になることを期待して所属アーティストたちの活動に注目していこう。(岡本貴之)
・me and baby musicツイッター
https://twitter.com/meandbaby2015
藤森翔平
『まぼろしの郊外』
2015年7月8日発売
レーベル:me and baby music
〈収録曲〉
1.まぼろしの郊外
2.イッツ・ゴナ・レイン
3.ゆれるbaby
4.8月の丘
5.Boy is on the road
6.15才
7.ひこうき
8.ハッピーデイズ・アンド・ハッピーナイト
9.忘れられない青
10.センス・オブ・ワンダー
全曲 作詞・作曲 藤森翔平
※詳細はme and baby musicオフィシャル・ツイッターまで
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。