世界遺産の白川郷で、ロマンティックな夏の映画祭が開催
今年も盛況だった逗子海岸映画祭をはじめ、五感で体感できる移動式映画館を展開するユニット「CINEMA CARAVAN(シネマ・キャラバン)」が、世界遺産・白川郷にてイベントを開催する。
「CINEMA CARAVAN in 白川郷」は、世界遺産登録20周年記念イベントの一環として、荻町合掌造り集落や平瀬温泉地区など、白川村全体を舞台に実施。
“五感で体感する白川郷”をテーマに、合掌文化の原点である霊峰・白山の豊かさや、白川村や飛騨地方、岐阜県内の様々な食文化や伝統文化について、映像や音楽、食などを通して、白川郷の魅力を国内外に発信していくという。
会期中は、合掌造り家屋を造るための茅葺きや藁縄などの技術を使って、期間限定のスクリーンを制作。
家族や子供でも楽しめるような作品ラインナップを上映し、映画館がない飛騨地方で夏休みに屋外で映画を楽しむという、新しい娯楽を作り出す。
フードプロデューサーには、渋谷神山町の人気フレンチレストラン「Pignon(ピニョン)」の吉川倫平氏が就任。
この土地で採れる野菜や飛騨牛、富山の海の幸など、山の幸と海の幸が出会う夏の食卓を演出するという。
そのほかにもアーティストが廃校舎や遊休施設に滞在し、創作活動を行う様子がオープンアトリエとして公開されたり、地域住民との交流によってお互いにインスパイアされるような機会も用意されているそう。
「CINEMA CARAVAN in 白川郷」は、7月18日(土)19日(日)20日(月・祝)の3日間に渡って開催。
フードブースは12時から、映画上映は19時半から。
開催スケジュールや入場料・上映映画等詳細は、白川村役場オフィシャルサイト、白川村公式Facebookページ、白川村公式Instagramなどにて随時更新されるので、興味がある方はブックマークがおすすめ。
また現在、イベント運営のためのボランティアも募集中だそう。
世界遺産にもなるほど美しいロケーションで映画を観るというのは、それだけでも非常にレアな体験。
参加者の五感を刺激する“出会い”に身を任せれば、きっと一生の思い出になるはず。
白川村役場オフィシャルサイト
http://shirakawa-go.org/kankou_info/8878/
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