スーパーフードの家庭菜園にトライ! おすすめ品種と育て方
昨年から話題になっている“スーパーフード”をご存じだろうか。スーパーフードとは日本スーパーフード協会の定義によると、下記のような食品のことだという。
・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ
スプラウト、アサイー、チアシードなどがこれに当たるが、せっかくなら自分で育てて食べてみるのも面白いかも。スプラウトの種を販売している中原採種場の田中さんに、お話を聞いてみた。
――スプラウトの栄養価はどれぐらいあるものなのでしょうか?
ブロッコリーのスプラウトは成熟したブロッコリーよりも8~10倍のスルフォラファンを含み、特にカロチンやビタミンC、ビタミンE、ビタミンKが豊富。活性酸素を無害化する働きを持つ抗酸化物質も多いです。とくに発芽後3日目のスプラウトには栄養成分が多く、発がん抑制効果は成熟ブロッコリーの20~50倍とされています
――なるほど、スプラウトの栄養価が優れていると話題になるのも納得! では、育てるのに適した時期はあるのでしょうか?
スプラウトは室内での栽培なので、通年栽培が可能です。発芽・栽培適温は20~25度です。ただし、夏季は水が腐りやすいため、こまめな水の交換が大切ですね
――家庭菜園初心者でも育てやすい品種、おすすめの品種は?
かいわれブロッコリー、マスタード、レッドキャベツ、そば、サンゴかいわれなどがおすすめですよ
ということで、最後に田中さんおすすめのかいわれ系スプラウトの育て方を教えていただいた。
●かいわれ系スプラウトの育て方
(1)種子をまく
容器(グラスや空のいちごパック)の底にスポンジやキッチンペーパーを敷き、しっかり濡れるまで水を入れ、種子が重ならないようにまく。
(2)発芽させる
暗い場所に置き、種子がしっとり濡れるまで霧吹きなどで水を与える。根が張れば直接、水を注ぎ、毎日取り替える。
(3)日光に当てる
5~6cmほどに伸びたら日当たりのよい窓際などに置き、日光を当てて緑化させる。1週間~10日ほどで収穫。
ワイングラスなどおしゃれな容器で育ててインテリアグリーンにするのもよいとのこと。育ててすぐに食べられるので、ぜひ試してみてはいかがだろうか。●取材協力 中原採種場株式会社
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/05/26/91050/
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