【Interview】日本発!「BitSend」世界で最も大きなファイル 無料転送サービス
添付するには重すぎるパワポ資料など、ファイルを大量に送る時に使ってみたいサービスが「BitSend」だ。今回、大幅リニューアルされ、世界で最も大きなファイルを無料転送できるファイル転送サービスになった。
「BitSend」は元々2014年に登場し、写真や映像を扱うクリエイティブ系のユーザーに根強い人気がある。ファイルをドラッグ&ドロップするだけでシンプル、しかもアップロード後にパスワードを設定でき、セキュリティーもしっかりしている。
ビットセンドの代表、渡辺 誠氏に話を聞いた。
Q1: 「BitSend」がリニューアルされたそうですね。新しい機能を教えてください。
「ずばり、1ファイル辺りの容量制限をなくし、ファイル数の制限もなくしました。以前からサービスをご提供しているパスワード保護機能や保管日数設定機能、ダウンロード回数制限機能はそのままに、より大きなファイルを転送できるようになりました。」
Q2: どのような経緯でこのサービスを開発する事になったのでしょうか?このサービスに発展した経歴を教えてください。
「映像や音楽といった、クリエイティブ系のお仕事をされている方を中心に大容量ファイルをやり取りしたいという需要が多い事もあり、一般的なファイル転送サービスでは対応できない為、容量無制限のファイル転送サービスを開発する事になりました。」
Q3: 海外ではWetransfer、国内ではデータ便など類似したサービスがあります。BitSendは他と比べてここが違う!という点は?
「まず、世界中のどのサービスよりもBitSendは大容量のファイルを転送できます。そして、サーバーを日本国内に設置し、高速回線を直結して運用している為、アップロード/ダウンロード速度が非常に高速です。
複数ファイルの一括アップロード、パスワード保護機能、保管日数設定機能、ダウンロード回数制限機能、SNS投稿機能、短縮URL作成機能等、シンプルながらも非常に多機能な事もポイントです。」
Q4: このサービスを開発中、苦労した点はありますか?
「無料で高品質なサービスをご提供する為に、いかに低コストにシステムを構築するかといった点で苦労しました。例えばダウンロードサーバーは自社で開発したオリジナルサーバーを使用しており、市販のサーバーよりも遥かに低コストに導入可能です。
また、用途に合わせて自社運用のサーバーと、クラウドサービスを使い分ける事により、柔軟なサービスを展開しております。サービスを運用しているプログラムについても、一から新規で作成するのではなく、既存の物をカスタマイズして導入する事により、コストの削減を行っております。」
Q5: ユーザーの反応はいかがでしたか?
「継続的にお使いいただいているユーザー様も多くいらっしゃり、非常に手応えを感じています。特に転送速度や多機能さにおいては高い評価をいただいております。
Twitterやブログ等で多くのコメントをいただいておりますが、とても嬉しく感じますね。」
Q6: 今後の他社との提携や、新たなサービスアップデートの予定などを教えてください。
「無料サービスを中心に、クリエイティブ系のお仕事をされている方に便利にご利用いただける色々なサービスの展開を検討しております。
詳細はお話できませんが、今後も数ヶ月ごとに新しいサービスを開始できるよう準備を進めております。」
事務作業をしていても、「このファイル大きすぎて、メールじゃ送れないよ」という場面は多々ある。無制限で無料で使えるBitSendは、ブックマークしておきたいサービスだ。
(Writer: Saera Jin)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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