小型軽量USB地デジチューナー『QRS-UT100B』製品レビュー
世の中、どんどん小型化が進んで、できないことはないんじゃないかというくらいに便利になった昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ガジェット通信です。さて今日は、クイックサン様からお借りしたUSB対応地上デジタルチューナー『QRS-UT100B』のご紹介です。
パソコンで見られるワンセグチューナーはかなり数がそろってきましたが、パソコン用のコンパクトな地デジチューナーはちょっと、珍しいかもしれませんよ。以下、気になるスペックなどを紹介していきたいと思います。さぁ、早速開封!
『QRS-UT100B』の内容物は以下の通り。リモコンはやや大きい感じがしますが、現在の薄型ハイビジョンテレビのリモコンと比べると小さいといえます。地デジチューナー本体は非常にコンパクトな印象を受けました。
・地デジチューナー本体
・B-CASカード(青)
・セットアップ用CD-ROM
・操作用リモコン
・アンテナ変換端子
・USBケーブル
実際に持ってみると、本体は薄い! 小さい! 軽い! なんと80グラム。一瞬「本当にこれで地デジ見られるの?」と思ってしまいました。ノートパソコンと一緒に持ち運ぶのもぜんぜん問題なし、なのです。加えて、USBバスパワーのみの駆動が可能なので、ACアダプタとかぜんぜん要らない。ああ、便利。
閲覧にはシームレスブラウザ『ROBRO(ロブロ)』が採用されています。地デジだけじゃなく、インターネットまでもリモコンで操作できちゃうので、寝たまま地デジとインターネットサイトが見られちゃうわけです。
もちろん、インターネットの強さを最大限に生かした番組表『iEPGデジタル』に対応しています。いわゆる地デジ対応テレビのように、約1週間分の番組表から録画予約までがネット越しにできちゃうんです。インターネットの利点を最大限に生かしていますね。
また、本製品は、『Atom』搭載パソコンでも対応するという軽量っぷり(タスク的な意味で)。ネットブック環境などでも機能制限なく使えます。※対応パソコンはこちらからご確認ください。
ハイビジョン放送を一時間録画する場合、(放送内容にもよりますが)約7GBの容量が必要とのこと。外部HDDに別途録画する設定にもできるので、「撮るぞぉ~!」という方はあらかじめ大容量HDDを準備してくださいね。残念ながら、録画した番組の編集やファイル形式の変換には対応していないので、注意が必要です。また、録画した番組のコピーやムーブ、ノートパソコンからの外部モニタ出力には対応していない点にも注意。デスクトップパソコンからの外部出力の場合、著作権保護技術「HDCP」に対応したグラフィックカードとモニターであれば問題ないとのこと。ホッとしました。
また、個別に機器認証を行っているので、個別にパーツ交換した場合、過去に録画したデータ閲覧が保障されないケースがあるそうですよ。
と、まあ、いくつか注意点はあるものの、便利さには代えられません。パソコン環境で「とにかく地デジを録画したいんだよ~」という方や「モバイル環境だけですべてを済ませたい!」という方にはうってつけの『QRS-UT100B』。店頭実勢価格は7000円前後~7500円です。「欲しくなった!」という方は、メーカー公式サイトでチェックしてみてください(このニュースの元記事はこちら)。
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