劇速な動画圧縮ボード『WinFast PxVC1100』にTMPGEncのバンドル版が登場!

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Leadtek Research Inc.(リードテック)から発売中の高速・高性能画像処理カード『WinFast PxVC1100』に、あのTMPGEncのバンドル版が登場しました。
動画エンコードの需要が高まっている昨今、「最強タッグの登場では?」と各方面で話題になっています。

『WinFast PxVC1100』は「SpursEngine」を搭載した、PCI-Express ×1対応の高性能画像処理カード。昨年末に登場したものの、当時は製品付属のDVD Movie Writerでのみ動作確認されていたため、対応アプリケーションの登場が待ち望まれていました。

こちらのエンコード結果を見てもらえるとお分かりのように、『WinFast PxVC1100』を用いたときのスピードはまさに劇速。

※計測は2008年12月のものです。
動作マシン:AMD Athron64 +3000(シングルコア 1.8GHz, 1MB L2)/メインメモリ2GB
比較用ソフトウェアエンコードにはTMPGEnc4.0通常版(当時は非対応)とDVD Movie Writer(SpursEngine無効状態)を使用しました。


※比較表が見られない方はこちらをどうぞ。

特筆すべきはHD時のH.264変換の速さ。
ここに画質・パフォーマンスで既に非常に定評のあるTMPGEncのテクノロジが加わる事で、一体どんな事になるのか、非常に楽しみです。

このボードに使われている、「SpursEngine」には、「SPE(Synergistic Processor Element)」と呼ばれるプロセッサコアが4基搭載されています。実はこのプロセッサ、IBM、ソニーグループ、東芝が共同で開発した次世代プロセッサである「Cell Broadband Engine」のテクノロジが使われているのです。Cellと言えば、あのPS3の主要部品なのでご存知の方も多いかもしれません。

気になる価格はオープンプライスですが、3万円前後の店頭価格が予想されています。
カードの価格が市場価格2万6000円~3万円ですので、このバンドル版、かなりお買い得かもしれませんよ。
対応OSはWindows XP/Vistaです。販売開始は2009年4月中旬の予定。要チェック!
記事元はこちら。

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オサダコウジ

慢性的に予備校生の出で立ち。 写真撮影、被写体(スチル・動画)、取材などできる限りなんでも体張る系。 アビリティ「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」 「寒い場所で耐える」「怖い場所で驚かされる」 好きなもの: 料理、昔ゲームの音、手作りアニメ、昭和、木の実、卵

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