たこやきレインボーが再エネでライブを開催!! 次はNegiccoも!?
太陽光、風力、小水力、バイオマス――東日本大震災を契機に、日本全国で拡大しつつある再生可能エネルギー(再エネ)。普及には、まだまだ課題は多くありますが、石油やガスなど化石燃料や原子力に頼らない次世代のエネルギーとして、活躍が期待されています。
本書『グリーンパワーブック―――再生可能エネルギー入門』は、再エネ教育の副読本にも使用されている入門書。3章では、「世界のグッドアイデア」として、自転車発電機を使ったアイスクリーム店(アメリカ)や、遊ぶだけで電気をつくれる発電ブランコ(ポルトガル)など、世界各国の再エネのアイデアを紹介。楽しくて役に立つ”エネルギーリテラシー”を身に着けられる1冊となっています。
再エネ普及が進められる中、今年3月30日、雑誌『ソトコト』が、電気やエコに関する活動を表彰する『世の中を明るくした「でんき」に贈る ソトコトでんき大賞』の表彰式を開催。この表彰式が、一部、アイドルファンの間で話題になったのをご存知でしょうか。
理由は特別審査委員として登場した、新潟県を拠点に活動するローカルアイドルユニット「Negicco(ねぎっこ)」。また、惜しくも受賞は逃しましたが、電気への意識を啓発した人を表彰する「でんきパーソン部門」で、”たこ虹”という愛称でおなじみの関西出身のアイドルグループ「たこやきレインボー」もノミネートされたことが、アイドルファンの目に留まったのです。
「ももいろクローバーZ」、「私立恵比寿中学」、「チームしゃちほこ」の妹分である「たこやきレインボー」。彼女らのノミネート理由は、3月1日に京都にて「ファンが作ったでんきでライブはできるのか?」をテーマにした”再エネ発電ライブ”を実施したため。
同イベントは、『ソトコト』と、「遊べる本屋」で知られるヴィレッジ・ヴァンガードのコラボレーションによるもので、会場に設置された10台の自転車発電機を、集まったファンが1人1分ずつ交代で漕いで発電し、ライブの電源を賄うというコンセプト。披露する曲数は、発電タイムで貯まった分だけとあって、”虹家族”と称されるファンは、ペダルを踏む足にも力が入ったとか。ちなみに2曲を歌い終えた時点で、電気量が足りないことが判明。そこで、その場で選ばれたファン10人が自転車を漕いで電気を追加、無事に3曲目のまで歌い終えることができたそうです。まさに再エネとアイドルとファンによる三つ巴のガチライブ。その模様は、『ソトコト』2015年5月号(4月4日発売)に掲載されているほか、下記動画からも確認できます。
なお、「Negicco」のリーダーNao☆さんは同表彰式にて、このライブについて興味津々の様子で、「ファンが自転車をこいで起こした電気で、歌うアイドルグループさんがいると聞いてビックリです」とコメント。
もしかしたら、次は「Negicco」が”でんきライブ”を開催するかも……!? 彼女達のファンは今か脚力を鍛えておいた方がいいかもしれません。
【関連リンク】
3/1京都新風館 たこやきレインボー
でんきは作れる!ソトコト的でんきの教室
https://www.youtube.com/watch?v=AkiinmjcQO0&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=AkiinmjcQO0
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