【動画あり】ネットで人気の書家「うどよし」さんが今年の漢字をあんな風に書いてしまうなんて…
インターネットユーザーが選ぶ『ネット今年の漢字2010』は「呆」となりましたがその漢字一文字をネットで人気の書家「うどよし」さんに揮毫(きごう、筆をふるって書くこと)していただきました。その模様を動画撮影し、編集した上でニコニコ動画で公開しました。この動画、実は撮影・編集もうどよしさん自身です。
ネット今年の漢字2010揮毫動画(うどよしさん)
●『ネット今年の漢字2010』参加・協力サイト
大衆書道『うどよし』
無料事典サイト『kotobank』
ブログメディア『ガジェット通信』
ニコニコ動画で公開された「ネット今年の漢字」揮毫(きごう)の様子は、ガジェット通信のサイトでご覧ください。
ところで、日本漢字能力検定協会(漢検)の開催する今年の漢字も本日12月10日に発表となりました。そちらの企画では、2010年の世相を反映する漢字は「暑」となったそうです。僕らの開催したインターネットユーザーが選ぶ今年の漢字ではノミネートされていなかった「暑」という字が選ばれていたので、とても意外に感じたのですが漢検の企画も公募アンケートによるものとのこと。投票は主に公募箱と団体応募(学校や塾)が多いようですので、その層とインターネットユーザー層との感覚の違いが大きいのだなと推測します。ちなみに漢検の方の揮毫はユネスコ世界遺産でもある京都の清水寺で毎年おこなうことになっていますが、ネット今年の漢字の揮毫はうどよしさんの教室でした。
ここ2年の「ネット今年の漢字」を振り返ってみると、昨年の「ネット今年の漢字2009」は「迷」、さらに「ネット今年の漢字2008」は「崩」でした(萌ではありません)。「崩」「迷」そして今年の「呆」。どの漢字も、世の中が混迷している様子を映した文字だと思います。来年はいったいどんな年になり、どんな漢字が選ばれるのでしょうか。明るく楽しい年になればいいですね(棒読み)。
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「これは、君の本じゃないから」と出版社の人に言われたんです
トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。
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