【JR東海に聞きました】リニアモーターカーで駅弁は売るの？

誰もが期待する次世代の新幹線！　それがリニアモーターカー（以下、リニア）。JR東海は『LINEAR EXPRESS』（リニアエクスプレス）の平成25年度以降の本営業に向けて、本格的に実験を繰り返している。みんなが乗れる日がそう遠くはないことを期待したいところだ。

しかし、リニアに関して、いまだ私たちが知らない謎がいくつか残る。そう、駅弁だ！　リニアの中で駅弁を売る予定はあるのだろうか？　あまりに早すぎて駅弁を食べているうちに目的地に到着してしまうかもしれないが、とにかくリニアに乗ったら駅弁も食べたい！　それが旅の醍醐味だ！　という人もいるはずだし、さっそくJR東海に取材をしてお話をうかがった！

Q： リニアの中で駅弁を売る予定はありますか？
A： 未定です。

なるほど、特に何も決まっていないようだが、リニアに乗ってもスグに食べられるお弁当になるとみた！　だとすれば、おにぎりだろうか？　リニアは現在、地上を1500メートルほどしか走行しておらず、その他の部分はすべてトンネル内を走っている。その山とトンネルに見立てたおにぎりと、リニアに見立てたゴボウの煮物がお弁当になる気がする（妄想）！　ほかにも、興味深い質問をいくつかしてみたのでお読みいただきたい。

Q： ケータイはデッキで使うべきですか？
A： そもそもトンネルだらけなので電波が届くかどうか……。新幹線の一部のトンネルのように、トンネル内にアンテナをつければ可能かもしれませんが、設置するかどうかは未定です。

Q： リニア定期券の販売はありますでしょうか？
A： ありえるとは思いますが、未定です。

Q： リニアがあまりに早すぎて、周囲の時間が早くなることはありますか？　たとえば、子どもがおばあちゃんに会うためリニアに乗って田舎に行ったけど、待っていたおばあちゃんの老化がさらに進んでいたなど。
A： リニアより飛行機のほうが早くないですか？　飛行機でもそのような効果は明確にあらわれないので……。リニアでウラシマ効果までは検証したことがありませんが、理論の計算上では時間に微々たる差は出るとは思います……。しかし、そんなことはありえないでしょう。

これでみんなのリニアに関する謎がいくつか解けたハズだ！　あとは寝て食べてを繰り返していれば、近い将来リニアに乗れる日がやってくるハズ！　期待してそんな日を待とう（このニュースの元記事はこちら）。
　
イラスト： ピョコタン
　
　
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