ロボット掃除機が走ると奏でられる音楽! これぞ三角形の『RULO(ルーロ)』の実力

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今までなかった三角形のフォルムで話題となっている、パナソニックの新しいロボット掃除機『RULO(ルーロ)MC-RS1』。円形ばかりのロボット掃除機業界に新風を巻き起こすこのロボット掃除機。その形にどんな秘密が隠されているのでしょうか?

商品発売に先立ち、ショートムービー『the sound of RULO』を公開。独自の“ルーロー三角形”が実現する部屋の“スミ”への掃除性能の実力が実証される内容となっています。

ロボット掃除機『RULO(ルーロ)』が掃除をして曲を奏でる?

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某造船所跡地に用意された、“カド”と“スミ”がある真っ白なセットはさながら巨大迷路のよう。そこに集められたのは、14台のロボット掃除機『RULO(ルーロ)』。

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今から何が起こるのか予想もつかないまま、台数分用意された走行レーンを一斉にスタート。本体に搭載された超音波センサーや赤外線センサーなどの高精度センサーが、“カド”や“スミ”を検知しながら走行していきます。

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『RULO(ルーロ)』が走行レーンの“スミ”へ到達するたびに美しく鳴り響くのは、ハンドベルの音色。ゴミがたまりやすい部屋の“スミ”を各レーンの壁の“スミ”に見立て、そのセンサーの感度ギリギリのポイントに取り付けられた仕掛け。それを『RULO(ルーロ)』のサイドブラシがかき取ると、ハンドベルがチリンと音を立てます。

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14台の『RULO(ルーロ)』によって奏でられるハンドベルの音色を耳で追っていくと、聞こえてきたのは誰もが知る童謡『きらきら星』! タイミングを考えられて作られたレーンの緻密さと、今までゴミを取りにくかった角ばった“スミ”に到達する、『RULO(ルーロ)』の技術に驚かされます。

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完奏の秘訣は、小回りが利き、部屋の“カド”や“スミ”に強みを発揮する、“ルーローの三角形”と呼ばれるその形状。回転したときの径が変わらず、正方形に内接して回転することができる“ルーローの三角形”は、“運動学の父”として知られるドイツの機械工学者、フランツ・ルーローが開発した定幅図形。商品名もそこからきているんですね。

完奏まで一発勝負! 高性能さが邪魔をする撮影の裏側

撮影にあたり、「1テイク、一発撮り」を敢行。14台の『RULO(ルーロ)』が一斉に走行する巨大セットは、60名のスタッフによるミリ単位の微調整が重ねられ、幾度となくシミュレーションや走行テストが行われたそう。

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『RULO(ルーロ)』の開発で最大の難関だった“部屋のスミ”をクリアした技術を考慮し、各センサーの感度ギリギリのところに組み立てた“カド”と“スミ”がつくられた巨大セットとハンドベルの装置。それぞれのコース上にわずかに残る、目には見えないホコリやゴミを“ハウスダスト発見センサー”が検知してしまうと、『RULO(ルーロ)』の走行タイミングに狂いが発生し奏でたい曲にならないため、スタッフたちは常に細心の注意を払ったとのこと。高性能さが、逆に難しくさせていたという裏側が興味深いです。

部屋の“カド”や“スミ”からもしっかりとゴミをかき出して吸い込む、ということが『きらきら星』の演奏という粋な形で、わかりやすく実証された今回の動画。今までの円形掃除機では掃除しきれない部分がある……とモヤモヤしていた人には、注目のアイテムとなりそうです。

the sound of RULO【パナソニック公式】(YouTube)
https://youtu.be/OCIQYk1eMHU

<ロボット掃除機『RULO(ルーロ)』>
発売日:2015年3月20日(金)

スペシャルサイト:
http://panasonic.jp/soji/rulo/sound/

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