73歳で駒大合格!「萩本欽一」伝説!
2月26日、タレントの萩本欽一が駒沢大学の社会人入試制度で仏教学部に合格し、4月から大学生となることが分かった。そして、萩本欽一は「駒沢大学の硬式野球部に、『お笑いコーチ』として入部する」と話した。いつも誰も予想できないことをする欽ちゃんに、今後も目が離せない!そこで、萩本欽一について、ちょっと調べてみた。
Wikipediaによると・・・萩本 欽一(はぎもと きんいち、1941年5月7日 – )は、日本のコメディアン、タレント、司会者、ラジオパーソナリティー、演出家である。日本野球連盟茨城ゴールデンゴールズの初代監督でもある。東京都台東区出身。浅井企画、佐藤企画(業務提携として所属)、萩本企画(個人事務所だが浅井企画の関連会社)所属。身長164cm、体重65kg。血液型はA型。駒込高等学校卒業。2015年2月26日、駒澤大学仏教学部に社会人入試で合格し、4月から進学予定。
●茶の間のセットをバラエティに持ち込んだのは欽ちゃんが最初!「欽どこ」では、茶の間のセットが印象的だった。この茶の間をバラエティに持ち込んだのも萩本さんが最初だった。「茶の間で家庭ものをやったらウケるかな、と作ったものじゃない。コント55号の欠点は何かと考えた。55号は二人が立っていて、激しく動く。するとカメラはどんどん後ろに引いていって、画面の中では二つの豆粒が走りまわっているようにしか見えない。おかしくないんですよ。それならコメディアンを動かさないように胴体の半分はしゃがんじゃおう。で、しゃがむにはどうしたらいいのだろうと考えたら、茶の間。あの頃、日本にはせっかく茶の間という良い文化があったのに、洋間が入ってきて、みんなソファになっちゃった。ソファでやってるテレビが急に増えたんですね。ところがソファに寄りかかると人間がそっくり返って見える。だから会話にトゲが出てくる。でも茶の間は正座するから背中が丸いでしょ。少々きついことを言っても緩和されるんです。」(2002年3月「潮」)
●画面にお客さんの頭が映るのも欽ちゃんのアイデア!TV画面にお客さんの頭を入れようというのも欽ちゃんのアイデアだった。お客さんが笑うと頭が揺れるので、それを映そうという試みだった。(2006年4月18日「FLASH」)
●望遠レンズの秘話「昔は客席の一番前にカメラがあった。でもそれじゃお客さんの視界に常にカメラが入るから番組に没頭できないって、一番後ろにさげたんだよね。最初は性能が良くないから絵が撮れないって言ってたけど、3ヶ月もしたら良いレンズができたんだよ」(2001年9月「日経エンタテイメント」)
●伝説のギャグ「なんでそうなるの!」誕生秘話!萩本欽一さんが生んだ伝説のギャグといえば、坂上にツッコミを入れる「なんでそ~なるの!」。語尾を上げて叫び、ジャンプするスタイルの、萩本さんの代名詞ともいえるこのギャグは、当時笑いに行き詰っていた萩本さんの〝やけくそ〟から生まれたギャグだった。
コント55号結成当初、萩本さんはがボケ役を担当していた。ところが萩本さんの笑いは全くウケず、坂上二郎さんとボケとツッコミを変更、萩本さんはツッコミの技術を覚える必要が出てきた。そんな萩本さんに師匠の池信一氏が唯一教えたこと、それが【とにかく大きい声を出す】ということ。「『10年間大きな声で怒鳴ること』。そうか、ウケないときは怒鳴るのがいいだろう」
萩本さんは売れない状況から抜け出すために、余計なことは考えず舞台の上を走り回り、常に大きい声を出し、坂上さんのボケが受けなかった時にはさらに大きなことで怒鳴っていた。そんな中で生まれたのが『なんでそうなるの!』。「気がついたら飛んでいた。大きな声出すと、自然と体がついていったんです」。(2007年1月5日 「朝日新聞」)
●今、笑いをやっているのはコメディアンじゃない。笑いにしてもコメディアンが笑いをやってるなら怒るべきだけど、今笑いをやっているのはコメディアンじゃない。とんねるずでも実を言うと歌手じゃないですか。歌手が笑いをやってるというなら、あれは相当うまいですよ。ダウンタウンにしても漫才だけど、彼らは得意な漫才をしないで違う笑いをやってるところがテレビ的におかしいの。つまり皆、素人がやるのがテレビなんだから。アナウンサーも同じ。例えば逸見さんなんか、アナウンサーで言うと失格なんですよ。でもその部分が今はクイズ番組で生かされているわけだから、ある意味では観る方ももうプロは見飽きたという面があると思う。それが日本のテレビというのはたぶん他に無い、非常に優れたものじゃないかと思いますね。(1992.4.23「週刊文春」)
●ずぶの素人と10年選手は同じ。キャリア1年目から9年目で、一番タチの悪いのが5年目ですよ。どうしてもわざとらしさが出ちゃうんですよ。ずぶの素人と10年選手とは同じです。じゃあとこが違うのって、稽古して同じようにできるのが10年選手、同じようにできないのが素人。でも自然に見えて嘘をつかないということでは互角なんです。僕はこのことが分かってるから、ちょっと笑いを知ってますというコメディアンと絡むと嘘が見えるわけ。それがたまらないからやらないんです。(2005.9-10「新・調査情報」)
(written by けいぼう)
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