音楽とライトで快適な眠りをアシストするモニタリングシステム「Fancy」
なかなか寝つけない、眠りが浅い、あるいは寝起きが悪いなど、眠りに関して悩みを抱えている人は少なくない。それは、眠りが生きる上で重要な位置を占めているからに他ならない。
毎日とる睡眠をより快適なものにしたい−。そうした視点で開発中なのが、このほどKickstarterに登場した「Fancy」。特徴は、ユーザーの眠りの深さなどをモニターして音楽とライトでより快適な睡眠に誘導することだ。
・眠りの深さをモニター
Fancyは枕元のテーブルに置くランプと、枕の下で睡眠中の動きをモニターする小型ガジェット「iDo Plus」、そしてアプリがセットのシステム。
ランプには部屋の明るさや湿度、気温、騒音を測定するセンサーと、音楽が流れるスピーカーが備わっている。iDo Plusは寝返りなどの動きをキャッチし、それを元に眠りが深いのか浅いのかを判定する。
Fancyはそれらのデータを総合して、ユーザーの状態に合わせて明るさを自動調整し、眠りを誘うような音楽を流してくれる。
・快適な目覚めもサポート
ユニークなのは、「禅」「花」「川」といったモードが用意されていること。ユーザーはアプリでその日の気分に合わせてモードを選ぶこともできる。
また、アプリには目覚ましプログラムもあり、睡眠サイクルをみながら起床時間に合わせてランプを徐々に明るくするなど、快適な目覚めをプロデュースする。
Fancyは現在、Kickstarter キャンペーンで129オーストラリアドルの出資で入手できる。資金調達に成功すれば今年8月にも出荷される予定だ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
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