ラーメンの新潮流!? 「シェルラー」とはなんぞや?

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どうも最近「シェルラー」がキテるらしい。いやいや、そもそもが「シェルラー」って言葉自体が意味不明で、まだまだ一般的には知られていないだろうと思います。

しかし、業界と言うのは「言ったもん勝ち」の面もあるので、今ココで「今年はシェルラーが来る!」と言い切ってしまえば、もしかしたら本当に「シェルラー」が来るかもしれません。

「シェルラー」とは?

なんか、良く分かりませんが「貝」をスープに使ったラーメンの事らしいです。…ってか、そっちの「ラー」(ラーメン)だったんかい!
そもそも貝だったら「Shell」(貝殻)じゃなくて「Shellfish」(貝)でしょうが!!
筆者も調べるまでは「アムラー」とか、ソッチ方面かと思っていました。

まあ、こういうのは語呂が良い方が流行るかもなので、ここは「シェルラー」で統一する方向でお願いします。

ちなみに「シェルラー」が来ると予測しているのは、ラーメン女子こと森本聡子さんです。年間250杯以上のラーメンを食べるとの事なので、あながち根拠のない話では無さそうです。

もしかして2015年は、本当に「シェルラー」が来るのでしょうか?

「シェルラー」を食べてみた

早速、ラーメン好きの筆者も「シェルラー」を体験するべく行動に移った。いや、厳密には

「おれはシェルラーを食べに行こうと思ったら いつの間にか食べていた」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが 
おれも 何をされたのか わからなかった…

「シェルラー」を食べに行くぜと調べたら、もうすでに食べちゃってたと言う話でした。

近所に去年オープンした『汁なしイプサ』こそ、まさに「シェルラー」のド真ん中だったって話です。
確かに去年、筆者の中でも一番気になるラーメン屋さんで、そこそこ通っていたのです。

なるほど… もしかして、本当に「シェルラー」は来てるかもしれませんね(確信)

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一世を風靡した『汁なしオイスター』とは?

2014年2月1日にオープンした『汁なしイプサ』は、看板メニューである『汁なしオイスター』を全面に押し出し、一世を風靡しました。
いや、それはちょっと大げさですけど、地元のみならず車で遠方から訪れるラーメンフリークやブロガー達には好評でした。

筆者も最初は「コレってパスタで良くないか?」と思いましたが、何度か食べていると「ラーメンにはラーメンの良さがある」と再確認した次第です。

『汁なしオイスター』を一言で表現するなら「牡蠣風味の混ぜそば」って感じですね。その圧倒的な「牡蠣」のチカラと言うか香り、風味と「牡蠣味噌」や「ニンニクのムース」「レモンジュレ」などで、従来のラーメンには無い新しい可能性を示しました。

「混ぜそばスタイル」なので、食べ進めながら気分で「レモンジュレ」などのトッピング類を混ぜる事で、さらに味が変化すると言う奥深さに、筆者も虜になりました。

さらに通常のラーメンも限定で色々な種類のラーメンを提供したりと、ラーメンに対する意欲、熱意を感じる店として個人的に注目していたのです。

しかし、突如『汁なしイプサ』は店名を『貝ガラ屋』として店をリニューアル。いや、さしてリニューアルと言うほどに店内と言うか内装は変わっていません。
しいて言うならメニューが一新され、より「貝」に特化したメニューとなりました。

より「貝」に特化したラーメンを作ると言う事なのでしょう。

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『濃厚牡蠣つけ麺』を食す!

残念ながら『貝ガラ屋』になって『汁なしオイスター』はメニューから消えました(限定で復活する事もあり)。
そして替わりに『濃厚牡蠣つけ麺』がレギュラーメニューとして登場! より牡蠣感がパワーアップしたとの事です。

個人的には以前の『汁なしオイスター』の方がインパクトがあったのですが、確かにコレはコレで店の名前にふさわしい「つけ麺」に仕上がっていますね。

出汁としては貝類のほかに「豚」と「鶏」を使ったトリプルスープなのですが、若干「豚」が突出している感はあります。その点が『汁なしオイスター』に比べると「牡蠣感が弱い」みたいな感じになっちゃうのかなと。

しかし、あくまでも比べるとってレベルの話であって、この『濃厚牡蠣つけ麺』は、まさに「シェルラー」と呼ぶべきラーメンです。初めて食べる人はショックを受ける事でしょう。

また「つけ麺」になった事で麺のボリュームが出たので、ガッツリ食べたい人にもオススメの一品となっております。

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『貝だしラーメン』を食す!

そして個人的にイチオシなのが『貝だしラーメン』です。『濃厚牡蠣つけ麺』を「剛」とするなら、その対極とも言える「柔」のラーメンに仕上がっています。

その繊細なスープからは、確かに貝の旨みが感じられます。普通、貝を全面に出そうとすると「お吸い物」みたいになってしまうのですが、この『貝だしラーメン』は貝油を使う事でラーメン寄りのスープに仕上がっているのです。

あまり「貝油」とか聞いた事がないのですが、確かに貝油の有無が「お吸い物」と「ラーメン」の分かれ目になるような気がしますね。

ラーメンのスープと言うと、あまり摂り過ぎると体に悪そうなイメージですが、この『貝だしラーメン』に限っては、逆に体に良さそうな気がします。最後までスープを飲めるラーメンと言うだけで、その実力を知る事が出来ます。

「シェルラー」総評

さして「シェルラー」と言われてもピンと来ない筆者でしたが、言われてみたらすでに去年からハマってたと言うオチでした。

確かに「シェルラー」と言う言葉は、まだまだ浸透していませんが、確実に「貝ラーメン」はひとつのジャンルとして確立されつつあると思います。

その証拠に、さして「材料切れで早仕舞い」をする事が無かった『貝ガラ屋』が(失礼)ここ最近は早仕舞いする事が多いようです。これは確実にリピーターが増えている証と言えるでしょう。

若干、まだまだ「貝出汁」を使ったラーメン屋さんが少ないので、そこまでブームになるのかは疑問ですが、すでに予兆はあるので、きっかけさえあればブレイクする予感です。

それでは、みなさんも是非「シェルラー」を試してみて下さい。人によってラーメンに求める味は色々ですが、ラーメン好きなら一度は食べてみるべきジャンルのラーメンですよ。

貝ガラ屋

住所:神奈川県相模原市中央区淵野辺本町3-24-3 マンション色利101
営業時間:11:30~15:00 18:30~22:00
定休日:月曜日

※この記事はガジェ通ウェブライターの「YELLOW」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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