ゲロッパ! 伝記映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』の予告編が超ファンキーだぜ!
“ファンキー大統領”や“ソウルのゴッドファーザー”など数々の異名を持つ伝説のアーティスト、ジェームス・ブラウン(通称JB)。あまりにも有名なゲロッパ!(Get On Up)という叫びを聞いたことがない人はいないでしょう。
あらゆるジャンルのミュージシャンからリスペクトされ、そのパワフルなパフォーマンスはマイケル・ジャクソン、プリンス、そしてブルーノ・マーズら現代の若手アーティストにも今なお多大な影響を与え続けています。
そんな音楽の歴史を変えた彼の物語が、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーがプロデュースを務める伝記映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』(5月30日全国公開)としてよみがえります!
他の追随を許さない彼の圧倒的な音楽は、その革新さゆえに差別、偏見、そして周囲からの嫉妬など多くの壁が立ちはだかりました。幼少時代の極貧の生活から、才能だけを頼りに頂点を目指し、ついには20世紀最高峰のエンターテイナーとなった彼を陰から支え続けたのは、親友ボビー・バードとの友情。さらに映画では、実母との人間ドラマがサイドストーリーとして描かれます。
本日公開された予告編では、『42~世界を変えた男~』のチャドウィック・ボーズマンがJB本人と見間違うような圧巻の演技を披露。本年度グラミー賞で編集サウンドトラック・アルバム賞にノミネートされたJBの貴重な音源と、俳優たちのパフォーマンスが融合したライブシーンはずっと見ていたくなるほど! きっと劇場では、思わず立ち上がって歓声を送りたくなるハイテンションな空気に包まれること請け合いです。
映画『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』予告編(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=qCRJQPrNC8A
<ストーリー>
貧しい南部の家に生まれ育ち、両親に捨てられたジェームス・ブラウン(チャドウィック・ボーズマン)は叔母ハニー(オクタヴィア・スペンサー)に引き取られる。孤独な少年時代、教会で聞く音楽だけが希望だった。10代のときに窃盗で投獄されたジェームスは刑務所に慰安に来たゴスペルグループのボビー・バード(ネルサン・エリス)と出会う。ジェームスの類稀な才能を見抜いたボビーは家族を説得。彼の保証人となって釈放し、ふたりが中心のバンド“フェイマス・フレイムス”を結成。ジェームスの才能は開花し、黒人解放運動の時代の波にも乗って一気にスターダムに伸し上がるのだった。
クレイジーな言動、派手な女性関係と破天荒なジェームスだが誰よりも音楽を愛し、完璧を目指すエンターテイナーだった。しかしその厳しさはやがて仲間との確執を生み、ついにどんな時も彼を支え続けてきた親友ボビーも去ってゆく……。
『ジェームス・ブラウン 最高の魂(ソウル)を持つ男』公式サイト:
http://jamesbrown-movie.jp/
(C)Universal Pictures(C)D Stevens
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