1分で驚きの効果! 自分ですぐできる肩こり解消ストレッチ

access_time create folder生活・趣味

20150211

厚労省発表の国民生活基礎調査で、自覚症状における女性1位、男性2位の座をキープし続けているのが肩こりだ。腰痛とともに国民病といっても差し支えないだろう。

・肩こりの放置は危険
近年はスマホ利用などで、さらに肩にかかる負荷が増えている。若い人でも、重度化した肩こりを放置しておくと、将来は四十肩、五十肩で肩が上がらないなんて事態になりかねない。

・肩こり発生のメカニズム
ここでかんたんに、肩こりが発生するメカニズムを紹介しよう。PC作業などで腕を前にした姿勢を続けていると、肩甲骨周りの筋肉が常に張った状態になる。筋肉の繊維は縮んで硬くなり、血管が圧迫されて血液も滞る。

・血液が滞ると肩がコチコチになる
酸素や栄養を運び、老廃物を排出する血液が滞ってしまうと、筋肉は自力で緩むことができなくなる。その状態がさらに続くと、コチコチに固まったままの肩になってしまうというわけだ。

・マッサージで肩こりが楽になる理由
マッサージをすると肩こりが楽になるのは、この縮んで硬くなった筋肉を外部からの圧力でほぐすことで、血行が正常になるから。そうすると筋肉は柔らかくなり、また自力で動けるようになる。

・自分でメンテナンスするのが大事
しかし、定期的にマッサージに通うのも大変だ。日々のメンテナンスを怠らなければ悪化を防ぐことができるので、今回は1分でできる肩こり解消ストレッチを紹介したい。肩こりに悩むみなさんが日常的にやっている「肩まわし」の動きをアレンジしたストレッチで、指先を肩に置くことで、より大きくまわしやすくなる。

・1分でできる肩こり解消ストレッチ
1. 右手の指先を右肩に置いて、後側で円を描くようにゆっくりと10回まわす。左腕も同様にしてまわす。肩甲骨を背骨に近づけるイメージで行う。
2. 右手の指先は右肩、左手の指先は左肩に置き、肩甲骨同士をくっつけるイメージで、両腕を後側でゆっくりと10回まわす。

20150211_2

ポイントとしては、腕をまわすときに身体が横を向いてしまうと効果が半減するので、正面を向いたままの良い姿勢で行うこと。肩こりに悩んでいる方は、電車待ちの時間などにぜひ試してみてほしい。

詳細を読む: バズプラスニュース Buzz+ http://buzz-plus.com/article/2015/02/11/stretch-stiff-neck/
執筆: 篠田洋江

篠田洋江
株式会社Cowalking代表取締役。姿勢教育指導士、健康ウォーキング指導士。自由大学「未来を歩く姿勢学」「歩くから学ぶ」教授。姿勢・ウォーキングを学ぶことで身体が改善されたことから現職へ。これまで6000人以上に健康的で美しい姿勢・ウォーキングを指導している。

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 1分で驚きの効果! 自分ですぐできる肩こり解消ストレッチ
access_time create folder生活・趣味

バズプラスニュース Buzz+

知らなかった!がそこにある「速報ニュース バズプラス」。世界の情報を集め、気になるニュースをお届けします。

ウェブサイト: http://buzz-plus.com/

TwitterID: buzzplus_news

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。