【全日本模型ホビーショー】『アイマス』戦闘機から『エヴァ』のエントリープラグお箸まで! ゲーム・アニメ系の新製品をまとめてチェック

『全日本模型ホビーショー』からゲーム・アニメ系の新製品をチェック

10月14日(木)から17日(日)まで千葉・幕張メッセで模型関連製品の見本市『第49回 全日本模型ホビーショー』が開催されています。いよいよ16日(土)と17日(日)は入場料1000円で一般公開。ラジコン、鉄道模型などに混じってゲーム・アニメ系の製品も数多く出展されています。この記事ではアニメ・ゲーム系の新製品に注目して紹介していきます。

※写真が一部しか表示されない場合はこちらをご覧ください

ハセガワが出展した人気ゲーム『アイドルマスター(アイマス)』のキャラクターのカラーリングを施した戦闘機のプラモデル

ハセガワは人気ゲーム『アイドルマスター(アイマス)』のキャラクターのカラーリングを施した戦闘機のプラモデルを出展。『ハセガワ アイドルマスター プロジェクト 第2期シリーズ』として発売されるもので、キャラクターをイメージしたカラーの機体にキャラクターのデカールを貼って『アイマス』戦闘機にカスタマイズできます。10月30日には1/72の『Su-47 ベールクト“アイドルマスター 星井美希”』(税込み6090円)が、11月24日には1/48の『タイフーンII “アイドルマスター 菊池真”』(税込み7770円)が、12月中旬には『F-22 ラプター “アイドルマスター 天海春香”』(税込み5880円)と『ラファール M “アイドルマスター 水瀬伊織”』(税込み7140円)の発売を予定しています。

バンダイが来春製品化する『ダンボール戦記』のプラモデル

バンダイは、レベルファイブが2010年中に発売を予定しているPSP用ゲーム『ダンボール戦記』のプラモデルを出展しています。来春の発売予定。同時期にテレビアニメや漫画への展開を予定しており、対象ユーザーは小学校4~5年生。ブースの説明員によると、ユーザーの年齢層が高くなってしまったプラモデルに新しい技術を投入し、子どもにも作りやい工夫をしているとのこと。

切り欠きのマークで部位ごとのミニランナーが識別可能

色塗りが不要な多色成形と押すだけでランナーからパーツを外せる『タッチランナー』の技術は『ガンプラ』などでも採用されていますが、『ダンボール戦記』で採用したのは、組み立てる部位ごとにミニランナーを識別できる技術。ランナーは、完成品の頭や足など部位ごとのミニランナーから構成されています。ミニランナーには切り欠きのマークがつけられており、「ここは頭」「ここは足」と、パーツが使われる部位が一目で識別可能。最初にランナーからミニランナーを取り外し、同じ部位ごとのミニランナーを集めてから組み立てることで、部位ごとに完成させることができます。最近プラモ作ってない筆者も、こんなプラモなら作りたい!

ウェーブが出展する『ラブプラス』のフィギュア。残念ながら愛花はいません

ゲームでは、やはり人気なのが『ラブプラス』。ウェーブは10月下旬発売予定の1/10スケールフィギュア『姉ヶ崎寧々』(税込み3990円)と12月下旬に発売予定の『小早川凜子』(税込み3990円)を出展していました。「愛花がいないのはなぜですか?」と説明員に尋ねたところ、まだコナミの監修中だとのこと。「線が細かいので、ちょっと違うだけで似てないものになっちゃうんですよね」と残念そう。『高峰愛花』だけ遅れて、来春ぐらいの発売になりそうです。

壽屋が出展する『ロックマン』シリーズ 『メダロット』の『ガンノウズ』も

壽屋は、『ロックマン』シリーズから発売中の『ロックマン』に加え、12月に発売予定の『ロール』(税込み3150円)、2011年1月に発売予定の『ブルース』(税込み3150円)を出展しているほか、『メダロット』から2011年春に発売予定の『ガンノウズ』(価格未定)を参考出展するなど、ちょっとだけ懐かしいゲームをラインアップしています。

ハセガワが出展する『YZY-8000 “マイザーデルタ”』 パーツを差し替えてモータースラッシャーに変形可能

12月22日にXbox 360用『バーチャロン フォース』が発売される『バーチャロン』シリーズからは、ハセガワが12月上旬に発売する『YZY-8000 “マイザーデルタ”』(税込み6090円)が出展されています。こちらは、パーツを差し替えてバーチャロイドからモータースラッシャーへ変形が可能。11月には『テムジン747J モデリングサポートCG集 Detail -TEMJIN747J-』(税込み1575円)を再販することが発表されていました。

ピットロードが出展する『機動警察パトレイバー 劇場版 98式特型指揮車』 壽屋は『D-スタイル』シリーズで発売予定

一方アニメでは、『パトレイバー』関連の新製品が目立ちました。ピットロードは12月に発売する1/24スケールの『機動警察パトレイバー 劇場版 98式特型指揮車』(税込み5040円)を出展。こちらには、遊馬、香貫花、進士、山崎の4体の塗装済みフィギュアが付属します。壽屋は、メカをかわいくアレンジする『D-スタイル』新製品として、発売済みの『AV-98 イングラム1号機』『TYPE-J9グリフォン』と一緒に、1月に発売する『零式』(税込み1980円)、2月に発売する『AV-98 イングラム2号機』(税込み1980円)を出展していました。

バンダイが出展する『1/500 宇宙戦艦ヤマト』

12月1日から映画『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』が公開される『宇宙戦艦ヤマト』からは、バンダイが『1/500 宇宙戦艦ヤマト』(税込み7140円)を出展。全長530mmの迫力あるサイズから、バンダイブースの中でも注目を集めていました。

ウェーブが出展する『スコープドッグ レッドショルダー スペシャル』

ブルーレイとDVDで新作をリリース中の『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』からは、ウェーブが2011年春に発売予定の1/24スケール『スコープドッグ レッドショルダー スペシャル』(税込み6090円)を出展しています。

ウェーブの『けいおん!!』着ぐるみフィギュア

人気の『けいおん!!』からは、ウェーブが中野梓、琴吹紬、平沢唯、田井中律、秋山澪のきぐるみフィギュアを出展。2月下旬の発売予定で、価格はそれぞれ1260円(税込み)。5人のメンバーが勢ぞろいした初回限定の『きぐるみ放課後ティータイムセット』(税込み6090円)の発売も予定されているとのこと。

EVAがお箸に! エントリープラグのハッチを開けると極小フィギュアが

最後に、会場で見つけたユニークな製品をご紹介します。壽屋が出展していたのは、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版』の“お箸”。シンジ、レイ、アスカ、マリがそれぞれ搭乗するEVAのカラーのお箸で、手元はエントリープラグになっています。ハッチを開けると極小フィギュアが乗っているという凝りよう。『零号機+綾波レイ』『初号機+碇シンジ』は12月、『2号機+式波・アスカ・ラングレー』『仮設5号機+真希波・マリ・イラストリアス』は2011年1月の発売予定で、価格は各1260円(税込み)です。

このほかにも、会場には来年にかけて発売される新製品が盛りだくさん。最大規模のバンダイブースでは、先日お伝えした『RG 1/144 MS-06S シャア専用ザク』やコア・ファイターのほかにも多数の『ガンプラ』や、『マクロス』関連の新製品をそろえています。興味ある方は土日に幕張へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■関連記事
【全日本模型ホビーショー】発表したての『RG 1/144 MS-06S シャア専用ザク』が初公開
【全日本模型ホビーショー】『機動戦士ガンダム』のコア・ファイターが来春リアルに製品化
【全日本模型ホビーショー】超レア? 軍艦島の1/14000スケールモデル

  1. HOME
  2. 生活・趣味
  3. 【全日本模型ホビーショー】『アイマス』戦闘機から『エヴァ』のエントリープラグお箸まで! ゲーム・アニメ系の新製品をまとめてチェック

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。