就活面接の採否の分かれ目は「第一印象」!? 外見で個性を演出し面接官に印象付けも
2016年新卒予定者の就職活動シーズンが、徐々に本格化しはじめる。日本経団連の指針見直しにより従来に比べ後ろ倒しとなった16年卒の“就活”は、会社説明会やインターンシップが既にスタートしており、採用試験や面接といった選考活動は4月から8月にかけて行われる。
そうした中、メガネブランド「JINS」を展開する株式会社ジェイアイエヌが、企業の採用担当者100名と昨年5 月に就職活動を終えた直後の大学生・大学院生100 名に対して、「第一印象」が採否に及ぼす影響に関する実態調査を行った。同調査によれば、面接において採否に大きな影響及ぼすのは「第一印象」で、それは、「コミュニケーション力」や「外見」といった要素によって構成される。特に「外見」については、採用担当者の半数以上が「もっと個性を出してもよい」と考えており、いわゆる“就活ファッション”で身を固めてしまいがちな就活生が考えている以上に寛容な結果が見られた。また、女性であれば「化粧」や「髪形」、男性であれば「スーツ」「ネクタイ」「メガネ」といった定番アイテムを工夫することで、採用担当者により強い印象を与えることができることも分かった。
■面接は「第一印象」を重視。志望動機・学歴よりもコミュニケーション力・外見が重視される傾向採用担当者の 97.0%が第一印象は面接の合否に影響を及ぼすと回答している。第一印象を決定づける要素としては、「話し方(85.0%)」「表情(68.0%)」「会話の内容(64.0%)」といったコミュニケーションに関する項目、あるいは、「外見(57.0%)」といったものが採用担当者からのポイントを集めた。一方、「志望動機(23.0%)」「ES・履歴書の内容(13.0%)」「学歴(9.0%)」といったものが第一印象に与える影響は小さいという結果であった。やはり、何十人・何百人という就活生と相対している採用担当者と対面で行う面接の場においては、コミュニケーション力や外見といった外面的要素が重要であるようだ。
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