サッカーで10点満点の評価をされたゴールキーパーのプレーとは?
2月1日、日本代表MF本田圭佑の所属するミランはホームで最下位パルマと対戦し、3対1で勝利。本田はフル出場し、ゴールに絡むことはなかったが勝利に貢献した。
そんな本田が活躍するイタリアで最も売れていると言われるスポーツ新聞「ガゼッタ・デロ・スポルト」。各試合後に出場した各選手を評価し、10点満点で採点を出すのだが、“マラドーナ”でさえ最高9点だった、超“辛口”新聞として有名である。
実際、平均は大体5点か6点。活躍しても7点がほとんど。ところが、今までに2人だけ10点満点を獲得した選手がいる。1人は、スーパースターのロベルト・バッジョだが、みなさんはもう1人の選手をご存知だろうか?
その選手は、当時カリアリのゴールキーパーだったアレッシオ・スコルピ。よほどのサッカー通でも知っている人はいないであろう。では、なぜそんな選手が10点満点を獲得したのか?それは、「試合の途中、人命救助」を行ったからである。
1998年12月1日の日刊スポーツによると、彼が10点を取ったのは、98~99シーズン。対「ウディネーゼ戦」。試合中、カリアリのDFジャンルカ・グラッサドリアが相手選手と激しく交錯。倒れたグラッサドニアは起きあがらず呼吸が一時停止。するとスコルピは猛ダッシュし、彼に人工呼吸!そして見事グラッサドニアは蘇生!即病院に運ばれ一命を取り留めた。スコルピはヒーローとなり、試合後はアウェー戦にもかかわらず、観客からはスコルピコール。採点理由の欄にはこう書かれていた。「命は地球よりも重い」
(written by けいぼう)
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