正月ボケでもまだ大丈夫! 立春や記念日で1年をリスタートさせよう

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2015年になり、すでに数週間が経ちました。みなさん年末年始に立てた目標を日々意識して、1日1日を丁寧に過ごせていますでしょうか。まだ正月ボケが続いているという方も多いかもしれませんが、安心してください。暦の上でも、まだ仕切り直しは間に合います。

・暦には大きく3種類がある
そもそも、暦とはなんなのでしょうか。暦には、大きくわけて『太陽暦』『太陰暦』『太陽太陰暦』の3種類があります。日本で現在採用されている暦は太陽暦で、これはその名の通り、太陽の動きをもとに作られた暦です。

月の動きをもとにして作られているのが太陰暦。太陰暦に季節のズレの修正をかけたものが太陽太陰暦です。

・明治時代までは太陽太陰暦が使われていた
日本はかつて、太陽太陰暦が採用されていました。太陽太陰暦が日本で旧暦と呼ばれるのはこの所以です。現在の太陽暦が採用されたのは明治時代のことで、まだ100年ちょっとの運用なのです。

・各国で各種の暦が採用されている事実
世界の各国でも文化や経済に合わせて暦が採用されており、統一されているわけではありません。例えば、同じアジアの中国では今でも太陽太陰暦が使われており、1年の始まりである正月の日にちは毎年変わります。太陽暦で言う2月の立春頃、いわゆる旧正月が1年の始まりになります。

・占いにおける1年の考え方
実は占いも、種類によって1年の始まりが異なります。四柱推命や九星気学などの東洋系の占いは、立春である2月4日から1年が始まるとされており、運勢が切り替わります。一方、西洋占星術における1年の始まりは、太陽が12星座の一番初めの星座に入室するときとなります。

2015年だと、3月21日の春分の日が1年の始まりです。西洋占星術には個人の1年の区切りもあり、太陽が自分の生まれたときの位置に戻ってくる日、つまり誕生日が1年の区切りとなります。

・1年のスタートは自分で選ぼう
このように、1月1日以外にも、1年にはたくさんの区切りがあります。1月1日にうまくスタートを切れなかった方も、2月4日、3月21日、そして年度の始まりである4月1日と、仕切り直しのチャンスが待っています。

また、自分の誕生日はもちろん、会社の設立記念日や大切な人との記念日など、自分にとって重要な日を1年の区切りとするのもいいでしょう。

・大切なのは自分の基準
日本で生活する以上、日本の暦を無視することはできませんが、それとは別に自分自身の暦、つまり、自分自身の基準をしっかりと持って、人生設計を立ててみてはいかがでしょうか。

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執筆: 國武亜紀

國武亜紀
株式会社Occitania代表。自由大学「自分軸をつくる占い」「‘流れ’をつくる手帳学」教授。「自分軸」をキーに自己分析のツールとしての占い、手帳、心理学の使い方を研究、実践する専門家。著書に『占い女子のための運命のトリセツ』(かんき出版)。

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