カプコン役員が多弁に語った直後にスクエニ社員が「成すべき事は多弁に語る事では無い」と語る
カプコン常務執行役員であり、株式会社ダレット代表取締役社長でもある稲船敬二(いなふねけいじ)さんが、公式ブログ『稲船社長ブログ』に長文を掲載して話題になっているのをご存知でしょうか?
『大人げないって言わないで』というタイトルのブログ記事で、内容は「批判を恐れずに書くよ」という言葉から始まり、インターネット上のゲーム批判からカプコンの現状、そして自分の思いに至るまで、今までにないほど超長文の記事となっています。それほど、思いを周囲の人たちやゲームファンに伝えたかったのでしょう。この記事に対して、多くの人たちが感銘を受けたようです。
しかしその後、スクウェア・エニックスのゲームクリエイター・野村哲也(のむらてつや)さんが『Twitter』で「自分達開発が成すべき事は、多弁に語る事では無く、面白い物を作るだけです」と語り、「喧嘩売ったな」や「どんな嫌みだ。稲船を地獄に落とす気か」などの声があがっています。
人気ゲームブログ『オレ的ゲーム速報@刃』の管理人は、「た、タイミング悪いよ、ノムティス様。 稲船さんがブログで長文投稿したばっかりなのに・・・」と、野村さんの発言に苦言。他のインターネットユーザー達も、「まともな事言ってるけど今それを言うか」という声を寄せています。
<野村氏の発言に対する反応>
・タイミングがいいなw
・タイミングよすぎだろwww
・ノムティス(野村氏のこと)かっけええええええええ
・さすがノムティス神だ。なんつーか安定感がパネェ
・これは上田もいってたな。職人は作品で語るべきって
・時々プレイしなきゃならん60時間に及ぶ大作B級映画を作ってる人に言われても…
・まぁ野村の作るゲームはハズレが少ないしね
・喧嘩売ったなw どっちが負けても面白いw
・叩かれる事も多いけど今スクエニで一番真面目にゲーム作って結果出してる人だよね
・何というタイミング。稲船ブログ見てこれ書いたんじゃないのか
・稲船さんもう海外に行ったほうがいいんじゃね。日本は野村が占拠した
・神がかり的なタイミングww
・イナシップ(稲船さんのこと)に喧嘩売ってるなw
・凄いタイミングだなw稲船カワイソスwwww
・稲船より前に批判する相手がいるんじゃないかな?
稲船さんが長文を書いた同日に、たまたま野村さんがその行為(長文で語る行為)を否定するかのような書き込みをしたため、多くの人たちが「ケンカを売っている」と感じているようです(少なくともインターネット上のブログや掲示板では)。
記者(私)は少なくとも、稲船さんのブログを読む限り、稲船さんが長文を書いた行為が間違っているとは思えませんでした。また、意味のある内容だったとも感じる事ができました。その長文に対し、「まあ言いたいことはわかるけどな」や「稲船さんの好感度上がりました」という声もあがっています。
また、野村さんの言っている事も非常に良く理解できます。ゲームクリエイターは良いゲームを作ってプレイヤーに楽しんでもらうのがメインの仕事ですから、「面白い物を作るだけです」という発言は多くの人が納得するものと言えるでしょう。はたして、野村さんは稲船さんの長文ブログに対して意識的に反論をしたのでしょうか? 真相は、本人の心の中だけにあります。
画像: Twitterより引用
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