ニコン『COOLPIX』シリーズの新製品 『S80』『S8100』『P7000』をまとめて紹介

COOLPIX シリーズ


ニコンは、コンパクトデジタルカメラ『COOLPIX』シリーズの新製品3機種を9月24日から順次発売します。今回発売するのは、暗い場所での撮影機能を強化した『COOLPIX S8100』、タッチパネルを搭載しながら16.5mmの薄型化を実現した『COOLPIX S80』、同シリーズのフラッグシップモデル『COOLPIX P7000』。価格はいずれもオープンです。

COOLPIX S8100

『COOLPIX S8100』は、「暗いシーンで思い通りの写真が撮れない」というユーザーの声に答えて、暗い場所での撮影機能を強化したモデルです。裏面照射型CMOSセンサーを採用したことにより、『夜撮りキレイテクノロジー』の画質が大きく進化。新開発『くっきり夜景ポートレート』モードには、CMOSセンサーの高速性能を活かして人物と背景を別々に撮影して瞬時に合成する新技術を搭載しました。手持ち撮影でも、ブレやノイズを抑えて明るくきれいな夜景ポートレートを撮影できます。

COOLPIX S8100

有効画素数は12.1メガピクセル、新画像処理エンジン『EXPEED C2』と広角30mm相当(35mm判換算の撮影画角)からの光学10倍ズーム、NIKKORレンズがシャープな写真を実現。高速連写や、ステレオ音声付フルハイビジョン動画撮影、クリエイティブスライダーなどの多彩な機能をコンパクトなボディに凝縮しています。カラーは、ノーブルブラック、プレシャスゴールド、フラッシュレッドの4色で展開、W104×H59.2×D29.9mm、重さ約209g(バッテリー、メモリー含む)、9月24日発売です。

COOLPIX S80

『COOLPIX S80』は、16.5mmの薄型ボディに広視野角3.5型ワイド有機ELモニターと静電式タッチパネルをを搭載したスタイリッシュなコンパクトデジタルカメラ。従来機『COOLPIX S70』の約29万ドットモニターに比べて、『COOLPIX S80』では約82万ドットに高精細化。モニターの鮮明さやタッチ操作に対する反応速度を早めるなど、快適に操作するための性能が大きく進化しました。

COOLPIX S80

スライドカバーを電源スイッチに連動させ、操作ボタンはシャッターボタンだけを配置するなど、凹凸をなくしたシンプルなデザイン。ボディカラーや質感にこだわり、アルミ塗装とシルキーなゴム塗装を組み合わせたデュアルテクスチャーで、上品な雰囲気を表現しています。有効画素数14.1メガピクセル、光学5倍ズームのNIKKORレンズおよび『EXPEED C2』を搭載。カラーはカーディナルレッド、プラウドブラックの2色、サイズはW98.8×H62.6×D16.5mm、重さ約133g(バッテリー、メモリー含む)、10月7日発売です。

COOLPIX P7000

『COOLPIX P7000』は、『COOLPIX』シリーズのフラッグシップモデルです。デジタル一眼レフカメラに匹敵する撮影機能を搭載した従来機『COOLPIX P6000』の画質や撮影機能、操作性などがさらに進化。デジタル一眼レフカメラユーザーの“普段使いコンデジ”としても満足できるように完成度を追求しました。

COOLPIX P7000

有効画素数は10.1メガピクセル、大型1/1.7型原色CCDセンサー、優れた光学性能を発揮する広角28mm相当(35mm判換算の撮影画角)からの光学7.1倍ズームNIKKORレンズ、『EXPEED C2』により、シャープで会長表現の豊かな写真を撮影できます。また、ズームメモリーやトーンレベルインフォメーションなど、高度な作画をサポートする新機能も豊富に搭載。撮影状況に応じて選べる多彩な高感度機能や高速レスポンス、ダイヤルとボタン設定による直感的で快適な操作環境を装備しています。カラーはブラックのみ、サイズはW114.2×H77×D44.8mm、重さ約360gです、10月7日発売です。
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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