バリアングル液晶モニタを搭載したキヤノンのデジタル一眼レフ『EOS 60D』
キヤノンは、シリーズで初めて角度が可変なバリアングル液晶モニタを搭載したデジタル一眼レフカメラ『EOS 60D』を9月中旬に発売します。価格はオープン。エントリーモデル『EOS Kiss』と、プロからハイアマチュア向けの『EOS 5D』『EOS 7D』の中間に位置づけされるカメラで、一眼レフが初めてでも、被写体や構図、色合い、光にこだわった撮影をしたいユーザーに向けた製品です。
約1800万画素、APS-CサイズのCMOSセンサと高性能映像エンジン『DIGIC 4』を搭載し、常用設定できるISO感度を100~6400まで拡大。縦線検地と横線検地のラインセンサを十字に組み合わせた『オールクロス9点AFセンサー』による高精度なオートフォーカス、独自の測光センサによる正確な露出制御など、本格的な写真撮影を可能にする基本性能を装備しています。
約104万ドットのワイド3.0型バリアングル液晶モニタは、ハイアングルやローアングルでも液晶モニタを見ながら撮影が可能。撮影画像と同じ3:2の縦横比により、液晶モニタ全体を使って静止画を表示できます。ボディには、これまで別々に配置していたマルチコントローラーとサブ電子ダイヤルを『マルチサブ電子ダイヤル』としてまとめ、縦位置でも快適な操作性を実現しています。
「ふんわりやわらかく」「くっきり鮮やかに」といったイメージを選択することで、写真の雰囲気を設定できる表現セレクト機能を新たに搭載。撮影した画像に特殊効果を加えるアートフィルター機能も『EOSシリーズ』で初めて採用しています。
『EOS 60D』主な仕様
撮像素子:約1800万画素 3:2 CMOSセンサ
記録媒体:SDメモリーカード、SDHCメモリーカード、SDXCメモリーカード
使用レンズ:キヤノンEFレンズ群
レンズマウント:キヤノンEFマウント
画像記録フォーマット:DCF2.0
対応画像ファイル形式:JPEG、RAW(14bit、キヤノン独自)、RAW+JPEG
動画映像圧縮形式:MPEG4 AVC/H.264、可変ビットレート方式
動画音声記録方式:リニアPCM
動画ファイル形式:MOV
液晶モニタ:ワイド3.0型 約104万ドット TFTカラー液晶モニタ
インタフェース:アナログ映像(NTSC/PAL対応)/ステレオ音声出力、パソコン通信、ダイレクトプリント用(Hi-Speed USB相当)、HDMIミニ出力(タイプC)、外部マイク入力φ3.5mmステレオミニジャック、リモコン端子、ワイヤレスリモコン、Eye-Fiカード対応
電源:バッテリーパック LP-E6
サイズ:W約144.5×D約78.6×H約105.8mm
重量:約755g(CIPAガイドラインによる)、約675g(本体のみ)
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宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
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