60人以上の行列ができるウナギ屋『うな達』の限定カレーライスを食べに行った結果

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激安なのに激ウマ、さらに情緒ある店内と暖かい店員さんらの接客。すべてにおいて完璧ともいえるうなぎの名店『うな達』(東京都豊島区東池袋1-31-3)。

毎週金曜日ランチ限定カレーライス

うなぎの串焼き、うな重、蒲焼き、白焼き、あらゆるうなぎを堪能できる『うな達』だが、実は毎週金曜日のランチタイムだけ食べられる希少なカレーライスが存在する。

開店時間前に約60人もの行列

うまい、うますぎる。そんな噂がジワジワと拡散し、いまや開店時間前に約60人もの行列ができる状況に。全員がカレーライスを求めてやってきた客だ。ちなみにカレーライスの値段は430円。激安すぎる。いいのか、そんなに安くて。

大きなコの字型のカウンター席

11:30の開店時間になるとドアが開き、店員さんが優しく招き入れてくれる。階段をおりていくと、そこには年季が入った雰囲気の広いフロアが。大きなコの字型のカウンター席と、奥のフロアにテーブル席がある。

事前にお冷を置いてお出迎え

最初からテーブルに水が入ったコップが置かれている。黙ってても満席になるのが普通なので、事前にお冷を置いてお出迎えというわけだ。店員さんにカレーライスの量、福神漬けの有無、生卵の有無、味噌汁の有無を聞かれる。ちなみに「赤」とは福神漬けのこと。

最近はなかなか食べられない

オーダーを終えるとすぐにカレーが皿に盛られていく。ライスを盛り、そこに肉をのせ、最後にカレーをかける。やってきたカレーライスの見た目は極めて家庭的。こういうビジュアルのカレー、最近はなかなか食べられない。福神漬けが多めなのが嬉しい。

あとからグッとスパイスが頭角を現す

カレーを食べる。ウホッ♪ 想像以上に濃い。濃密、濃厚、濃度高め。かなり粘力があり、伝わってくるねっとり感が強い。それでいて、最初に家庭的な強いコクを感じさせながら、あとからグッとスパイスが頭角を現す。いい、このスパイスの登場の仕方、いい。

家庭的カレーライスの上位互換

あまりにもねっとりとした食感のため、ライスと合わさることにより、ねっとり感がもっちり感にグレードアップ。食べれば食べるほどスパイス度が増していくのを感じる。たまらない。まさにこれ、家庭的カレーライスの上位互換。

店員さんらの気持ちを感じる価格

並盛カレーライスなのに思ったよりライスは多め。今回は生卵も味噌汁もつけなかったが、それでも満腹。大満足。でもあとから後悔。カレーライスを食べながらの味噌汁は辛味をガツンと強く感じさせるので心地よい。次回は味噌汁をつけよう。

ガッツリ食べて、たったの430円。1000円札を出して、お釣りが570円。いやいや、800円とか900円とか払ってもいいのに。これで430円は満足度高すぎ、コスパ良すぎ。なにより店員さんらの気持ちを感じる価格。嬉しすぎる。感謝しかない。

どうしても食べたい人はどうすればよい?

『うな達』の金曜限定カレーライスをあまり待たずに食べたい人は、10:30ごろに行けば一巡目で食べられるはず。11:00過ぎの場合は二巡目または三巡目になってしまうかもしれない。また、カレー切れで食べられないケースもよくあるので、混雑時間をさけて遅めに行くのは得策ではない。

とにかく早めに行くこと

ちなみに、うなぎも大人気なので、ディナータイムもうなぎ切れになることが多々ある。とにかく早めに行くことが、この店で料理を楽しむための秘訣だ。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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