ロンドン大学研究者「自分は若いと思えば実際に寿命は伸びる」
近ごろ出た論文(英文)によれば、実年齢よりも自分が若いと感じている人は寿命が伸びるんだそうな。
・41%も死亡率が低かった
これはロンドン大学の調査で、50代以上の被験者6000人を集めて、みんな「自分は実年齢より若いと思いますか?」と尋ねたうえで、8年もの追跡調査を行ったんですね。すると、「自分は若い!」と思っていた人は、そうでない人にくらべて41%も死亡率が低かったんだそうな。
・8年間の死亡率を予測できる
研究者いわく、「この調査で、「自分で感じる年齢」によって、その後の8年間の死亡率を予測できることがわかった。基本的な健康状態や健康習慣などの要素をはぶいても、41%も死亡率が低くなるという数値には変化がなかった」とのこと。
・心疾患にかかる確率が低下
とにかく自分が若いと思うことで、心疾患にかかる確率がガクンと下がるみたい(ガンの発症率は変わらない)。こういった現象が起きるのは、
「自分が若いと思う人は、自己のケアをおこたらない傾向が高く、その結果として健康的な食生活を実践しやすい」
「自分が若いと思う人は、より若い友人を作る傾向が高く、より活動的な遊びをするケースが多い」
のが原因だと言われております。また、自分を若いと思うコツとしては、
「できるだけ体を動かすように勤める」
「ボランティア活動などで人の役にたつ」
「何でもいいので新しい趣味を始める」
などが特に有効とのこと。そんなわけで、みなさまにおかれましても、ガンガンと若作りをされることをオススメいたします。
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