インフルエンザやコロナ、ノロウイルスなど、巷では様々な体調不良が流行中。具合が悪くなってしまい外には遊びに行けない、家の中で何かする元気もない。そんなとき筆者はなんとな~く映画やドラマを垂れ流しがち。ちょっと気になっていた映画、評判が極端に良い、悪い映画、そういえばもう1回観たい映画などなど。先日体調不良を崩し、そんな週末の過ごし方をしたわけだが、ただでは転ばない!ということで、観まくった映画やドラマの中から「これにあの人出ていたんだ!」という作品をご紹介。ほんの一瞬の作品もあるので、ぜひ皆さんも鑑賞して探してみてほしい。
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』(2017年)
【あらすじ】
広告代理店に勤めるアキオは、仕事人間だった父・暁とはほとんど会話らしい会話もなく、ずっとすれ違ったままだった。そんな父が突然会社を辞めて、一日中家で暇を持て余し始めた。何も語ろうとしない父に母も妹も困惑するばかり。そこでアキオは、父をオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」に誘い、本音を聞き出そうと考える。アキオは招待を隠し、顔も本名も知らないゲーム仲間たちの協力のもと、「光のお父さん計画」を進めていくのだった。
実際にあった話をもとに作られた本作。主演坂口健太郎さん、父役は吉田鋼太郎さんのほか脇を固める面々も実力派が揃っている。内容もゲームを題材にしているが、プレイしたことがない人にもわかりやすく作られている(筆者もファイナルファンタジーは遊んだことがない)。
実はこの作品には、現在、歌手、タレントとしてバラエティ番組で大活躍のあのちゃんが出演している。このときはまだアイドルグループゆるめるモ!に所属しているメンバーで、ソロでブレイクする前。出演シーンもわずかだが、独特の声などでおそらくわかるはずだ。
『謝罪の王様』(2013年)
【あらすじ】
東京謝罪センター所長・黒島譲は、依頼人の代わりに上手に謝ることで、彼らが抱えるトラブルをうまく収束させる「謝罪師」。些細なケンカから外交トラブルまで、あらゆる謝罪のテクニックを駆使して危機を解決していく。
阿部サダヲさん主演で2013年に公開された本作。実は中盤に今では大人気女優の広瀬すずさんが出演している。広瀬さんはこれがスクリーンデビュー作品で、劇中映画を使って依頼人が説明をするシーンで登場。セリフもあるが、良く見ていないと見落としてしまうかもしれない。
『マジすか学園』(2010年)
【あらすじ】
悪名高きヤンキー高校・私立馬路須加女学園(しりつまじすかじょがくえん、通称:マジ女)。そこに前田敦子という生徒が転校してきた。一見地味で真面目そうな生徒だったが、同じ日に同じクラスに転校してきた鬼塚だるまを助けたことでそのケンカの強さが学園内に知れ渡り、望まないケンカに明け暮れることになる。主にマジ女の大島優子率いるマジ女史上最強武闘派集団ラッパッパ、マジ女生徒、そのライバル校・矢場久根(やばくね)女子商業高校などの強豪ヤンキーたちから次々に挑戦を受けることになり……。
こちらは2010年にテレビ東京系列で放送されたドラマ。秋元康さん企画のドラマで、当時AKBグループに所属していたメンバーたちが総出演している。そんなアイドルだらけの作品に出演しているのが、メイプル超合金の安藤なつさん。実は安藤さんはその容姿を活かしてデビュー当初、ドラマやコント番組に出演していたそう。マジすか学園には矢場久根の幹部として圧倒的な存在感を放っているので、ぜひ一度見ていただきたい。
(Written by 大井川鉄朗)