中四国地方最古のワイナリー「北条ワイン」が創業80周年記念の限定ワインセットを発売
鳥取県北栄町でぶどう栽培からワイン醸造まで一貫して行う、中四国地方では最古のワイナリー「北条ワイン醸造所」は、創業80周年を迎えたことを記念し、限定ワインセットを3月5日(水)より数量限定で公式オンラインショップ・直売所にて販売する。
ぶどう栽培に適した地域で個性豊かなワインを製造
北条ワイン醸造所は、中四国地方最古のワイナリーとして80年間、鳥取の砂丘地でぶどう栽培・ワイン醸造を続け、地域とともに歩んできた。創業は、第二次世界大戦真っ只中の1944年。酒石酸工場としてスタートし、政府より命じられ、魚雷探知や潜水艦などの部品製造に使われる酒石酸を製成していた。しかし、日本は敗戦。その後はワイン工場として稼働することとなった。
北条ワイン醸造所がある鳥取県は、ぶどう栽培に最適な環境として知られている。同社がぶどうを栽培する北条砂丘は、水はけも風通しも良く、朝晩の寒暖差が厳しい地形で、湿気や雨に弱く、寒暖差によって甘みが蓄えられるぶどうにとっては、またとない良い環境だ。
そんな気候や土壌も味方し、同社は古くから砂丘産ぶどうにこだわり個性豊かなワイン造りを続けてきた。
軸のぶれないワイン作り
1980年代のワインブーム、2000年代のクラフトワインへの注目、近年のナチュラルワインブーム。同社では、流行が時代とともに変化するなか、パッケージや容量などのみそれぞれの時代に対応しながら味わいは変えず、軸のぶれない「北条ワインにしか作ることのできない味わい」を追求。創業から「量にはこだわらず、地元産葡萄にこだわり、より良い品質を求め価値のあるワインを造る」という信念を貫いている。
購入者からの励ましで被災から復興

ワインのほとんどが販売不可に
そんななか、2016年に中部地方を襲った鳥取県中部地震により、廃業も考えるほどだったという甚大な被害が発生した。しかし、全国の購入者から届く温かいメッセージに励まされ、どうにか再生することを目指し日々奮闘し、2024年に創業80周年を迎えた。今後は、町とともに「100年続くワイナリー」となることを目指している。
80周年限定リミテッドパッケージ(ワイン3種)
創業80周年を迎えたことを記念して販売される限定セットは2種。いずれも数量限定なので、興味のある人は早めに手に入れよう。
「80周年限定リミテッドパッケージ」15,000円(税込・送料無料)は、同セット限定のワイン3種にオリジナルのトートバッグが付いたセットで、限定60セットを販売。
新作・記念限定品の「リミテッドエディション赤」は、80周年記念のために特別に仕込んだ完全オリジナルワインで、芳醇な香りと重厚な味わいで特別な日を彩る一本。
「ヴィンテージ白 2013」は、2013年に仕込み、一般販売終了後も熟成させていた希少ワイン。長期熟成による深みのある味わいの秘蔵バックヴィンテージだ。
「ドメーヌ ロゼ 2021」は、シラー種100%でセニエにより醸した、2021年限定醸造のロゼワイン。普段は直売所のみで販売している。
「オリジナルトートバッグ」は、生地選びからこだわって作られた、長く使えるトートバッグ。80周年リミテッドエディションのラベルと同じデザインを採用している。
HOJYO BEST COLLECTION(ワイン5種)
「HOJYO BEST COLLECTION」19,440円(税込・送料無料)は、定価では20,000円を超える既存のワイン5種類と、80周年限定モデルのオリジナルトートバッグが入ったお得なセット。限定20セットを販売する。
「スペシャルセレクション(赤)」はメルローとカベルネをブレンドした本格ボルドー、「スペシャルセレクション(白)」は甲州種とシャルドネ種の和洋品種をブレンド。どちらもスペシャルセレクションの名にふさわしい贅沢な味わいだ。
「トットリSKY白泡」は、10年を超える熟成に由来する厚みのある味わいが楽しめる。瓶内二次発酵を採用している。
「ソルアンバー」は、発酵時にアルコールを加え数カ月加温し、コニャック樽・シェリー樽にて36か月熟成しブレンド。手間暇かけて製造した渾身の酒精強化ワインだ。
「ヴィンテージ赤 2017」は、自社畑で収穫したメルロ種を100%使用。力強い香りと渋みと裏腹に、柔らかい口当たりと果実味が特徴となっている。
この機会に、創業80周年を迎えた北条ワイン醸造所のワインを味わってみては。
■北条ワイン醸造所
住所:鳥取県東伯郡北栄町松神608
HP:https://hojyowine.jp
Instagram:https://www.instagram.com/hojyowine
(山本えり)

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