角川会長が『TATSUMI マンガに革命を起こした男』を語る! 「日本のマンガ文化を支える影の立役者」
“劇画”の名付け親であり「マンガ」に革命を与えた男、辰巳ヨシヒロ。世界が絶賛する彼の才能を、なぜ我々日本人は知らないのか? 戦後の日本に、マンガで活力を与え、手塚治虫が嫉妬したその才能を辰巳ヨシヒロの作品と本人の語りを交えて映画化。『TATSUMI マンガに革命を起こした男』が現在公開中です。
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アニメーション作品というわけでは無く、完全ドキュメンタリーというわけでも無く。“動くマンガ”+朗読劇+ドキュメンタリーといった様な、これまで観た事の無い映像を見事に作り上げ、「カンヌ国際映画祭」正式出品、「アカデミー賞」シンガポール代表作品と注目を集めている本作。シンガポール人監督のエリック・クーがメガホンを取り、俳優の別所哲也さんが声の出演。一人六役を見事に演じきっています。
今回、本作のプロデューサーを務めた角川歴彦氏(株式会社KADOKAWA取締役会長)が作品への想いをアツく語る動画が到着。「コミックファンだけでは無く、多くの人が考えさせられる映画」と本作を絶賛しながら、「今年の東京映画祭は日本に影響を受けたという『ベイマックス』や庵野秀明の特別展など、日本のアニメ・マンガ文化を知る為の作品が多かった。この『TATSUMI』も影の立役者なのでは無いかと思います」と日本の文化についても触れました。
また、「変な方向に転ぶと戦争になってしまう時代を切り取っている。ある意味反戦映画」と本作のメッセージ性についても触れています。映画『TATSUMI マンガに革命を起こした男』は現在公開中。
角川歴彦会長が『TATSUMI マンガに革命を起こした男』を語る!
https://www.youtube.com/watch?v=9786pGwdbhU
『TATSUMI マンガに革命を起こした男』
監督:エリック・クー
原作:辰巳ヨシヒロ「劇画漂流」(青林工藝舎刊)
声の出演:別所哲也(一人六役)、辰巳ヨシヒロ
配給:スターサンズ
2011/シンガポール/96分/日本語/原題:TATSUMI
(C)ZHAO WEI FILMS
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