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全員が「悪ノリ」を楽しむ「妖怪ウォッチ」プロジェクトチーム――試行錯誤から生まれた徹底した子ども目線(ベストチーム・オブ・ザイヤー)

全員が「悪ノリ」を楽しむ「妖怪ウォッチ」プロジェクトチーム――試行錯誤から生まれた徹底した子ども目線(ベストチーム・オブ・ザイヤー)

今回は、『ベストチーム・オブ・ザイヤー』から転載させていただきました

全員が「悪ノリ」を楽しむ「妖怪ウォッチ」プロジェクトチーム――試行錯誤から生まれた徹底した子ども目線(ベストチーム・オブ・ザイヤー)

日々の生活の中で、キャラクターを目にしない日はないくらい、今年の日本を席巻した『妖怪ウォッチ*1』。そんな『妖怪ウォッチ』の生みの親、株式会社レベルファイブ*1 代表取締役社長/CEO 日野晃博さんと、同社でゲーム開発チームを率いるディレクター本村健さんにお話を伺いました。

*1:『妖怪ウォッチシリーズ | 株式会社レベルファイブ』
http://www.youkai-watch.jp/index.html

クロスメディアで生まれる相乗効果

『妖怪ウォッチ』は子どもたちの間で絶大な人気を誇っていますが、その要因はどこにあるのでしょうか。

日野: 『妖怪ウォッチ』は、ゲームの面白さはもちろん、テレビアニメやおもちゃ、漫画など、さまざまなポジションの人たちががんばってきました。そのクロスメディアの相乗効果が、すごいパワーになった結果だと思っています。たくさんの人が『妖怪ウォッチ』をヒットさせるために、いろいろアイデアを出したり、試行錯誤したりしながらやってきました。

『妖怪ウォッチ』では、日野さんはゲームだけでなく、他のメディアにも関わっていらっしゃるのですか?

日野: そうですね。ぼくがテレビアニメやゲームなど全体の企画をまとめて、クロスメディアをしかける総合プロデューサーとして動いています。過去、『イナズマイレブン*2』と『ダンボール戦機*3』の2作品でクロスメディアをやってきた実績を認めて頂いたこともあり、ぼくが『妖怪ウォッチ』の企画をした時はとてもスムーズに、それぞれのメディアで新しいチームを作ってくれました

*2:『イナズマイレブン』
http://www.inazuma.jp/

*3:『ダンボール戦機』
http://www.danball-senki.jp/

では、レベルファイブの中に、アニメや漫画などのチームがあるというわけではないのですね

日野: はい。レベルファイブはあくまでもキャラクターデザインなどの基礎設定を作ってゲームを開発する役割で、テレビアニメや漫画など他のメディアのチームは社外にあります。

ゲームは子どもたちにとって「最上級の遊び」

なぜゲームの企画段階からクロスメディアをしかけようと思われたのですか

日野: 子どもたちに向けてモノを作るときに、ゲームを普通に作っても売れません。ゲームソフトはみんな大人から子どもに広がっていくものなので。
子どもたちにとって5,000円って、大金じゃないですか。お年玉を貯めたり、親に相当お願いをしたりしないと買えない。子どもたちにそこまでしてでも欲しいと思ってもらうには、ゲームだけでは難しいんです。
まずは、お金のかからないテレビアニメやお小遣いで買える漫画で『妖怪ウォッチ』を好きになってもらい、最上級の遊びとしてゲームがあるというステップが必要だと思っています。

ゲームの開発と、アニメや漫画など他のメディアはどのように連携しながら作っていくのでしょうか?

日野: 同時進行です。これもクロスメディアの大きな強みだと思うのですが、それぞれでアイデアを交換し合いながら作っています。
本村たちがゲームを作りながら、アニメの人たちに提案をすることもあれば、その逆もあったりして。普段はまったく異なるコンテンツを作っている人たちがセッションすることで、いろんな分野のアイデアを集結させながら作り上げています。
そういった意味では、売るときだけでなく、制作上でも刺激し合う感じがあって、相乗効果が生まれていますね。

日野さんが最初に企画するときに、気をつけていることはありますか?

日野: ぼくが企画を考えるときは、完成度よりも“強固な発想”というか、絶対にこの作品でここだけは押さえなければいけないというところは大事にしています。もちろんあとでいろんなアイデアを加えていくのですが、最初の骨となる部分だけは、ほぼ誰の意見も聞かずに、かなり時間をかけてやります。そうしないと、だんだんブレてしまうので。

明るい“妖怪もの”って、新しい

本村さんは過去のクロスメディアタイトルにも携わってこられたのですか?

本村: いえ、ぼくは『ニノ国*4』とか『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人*5』といった大作系のタイトルを担当してきたので、クロスメディアは初めてです。

*4:『ニノ国』
http://www.ninokuni.jp/

*5:『ドラゴンクエストⅨ 星空の守り人』
http://www.dqix.jp/

では、なぜ本村さんをディレクターに抜擢されたのですか?

日野: ぼくはディレクターを選ぶときに、その道でその世界を好きなやつを選ぶっていうのをポリシーにしていて。

本村: ぼくは、もともと妖怪好きなんです(笑)。

日野: 昔、妖怪ものの企画書をいろいろ出して来ていたんで。

本村: 日野が「今度、妖怪ものをやろうと思っている」と言うので、「もちろんぼくがやりますよね?」みたいな感じでやらせてもらいました(笑)。

本村さんは『妖怪ウォッチ』のコンセプトを聞いて、最初どう思われましたか

本村: 一番、衝撃的だったのが、妖怪ものって聞くと誰もが怖いものを連想すると思うんですけど、日野から見せられた企画は、妖怪なのにギャグとか、昼間の明るいイメージのものだったので、「これは新しいな!」と思って、すごく新鮮でした。「“売る”って、こういうことか」と思いましたね。

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