これは買いかな? どうかな? 本日発売ファミマの名店監修「うまい麺」4種を全部食べて全部正直レビュー!

暑い季節はやっぱり麺がうまい! これからどんどん麺が食べたくなるであろうタイミングに、ファミリーマートから全国の有名店が監修した麺弁当「うまい麺」が4種類登場! 本日5月13日から全国のファミリーマート約16,200店で順次販売開始となります。やった〜!
全部食べてみたから正直にレビューするぞ!

ありがたいことにこの4種の「うまい麺」の試供品を発売前に食べさせていただきました。ありがとうございます。
せっかくなので各商品を食べてみた感想をお伝えさせていただくわけですが、忖度は一切しません! そんなの当たり前じゃ!!
美味しかったらもちろん手放しで褒め称えますが、美味しくなかったらしっかり美味しくないって書いちゃうぞ。それではどうぞ!!
頑者監修 冷し魚介豚骨まぜそば(税込598円)

つけ麺の名店「頑者」からはつけ麺ではなく冷やしまぜそばスタイルで登場。もちろん味は魚介豚骨です。

つけ麺というと具材がシンプルな印象がありますが、こちらはチャーシュー、ゆで卵、メンマ、もやし、ネギ、フライドオニオンなどと盛りだくさん。いわゆる特製つけ麺級の豪華さ。まぜそばになったおかげでお得感があるのは嬉しいですねえ。

いざ食べてみると、まず味がいい! 「あー、これこれ!」って感じの王道感。まろやかでやさしい魚介豚骨ダレ。トロッと濃厚。なのにサッパリもしているというバランスが絶妙ですね。これが全体を包みこんでいます。
麺はつるみ強めな太麺で、さすがにコシはチルド弁当なのでもう一声って感じはするけど、それを喉越しのよさで補っている感じ。濃厚なタレがどっぷり絡むのもあって、麺をすすっていて清涼感があって気持ちいい。ファミマで買って即これを食べられるという手軽さは気温が上がるほどありがたく感じるだろうなあ。
Shin-Shin店主監修 博多焼きラーメン(税込550円)

福岡天神の人気豚骨ラーメン店「Shin-Shin」は博多焼きラーメンを監修。豚骨ベースのスープにウスターソースを合わせているのだとか。

レンチンしてフタを開けてみると、思いのほか具材の種類が豊富でびっくり。豚肉、あさり、エビ、かまぼこ、ネギ、キャベツ、ちくわ、もやしあたりが確認できました。豪華です。
全体をかき混ぜて食べてみると……第一印象は「意外と薄味だな」と。麺自体は細麺で、しかもパラパラッと仕上がっていているんですよ。麺同士がくっつかず、柔らかいのにのびている感じもなく、ものすごくうまい。それだけに味にインパクトがないのは惜しいなあ……。
なんて思ってしまったんですけど、すいません! タレがよく混ざっていないだけでした!!

タレ自体がサラッとしているうえ、容器の作り的にも底の方に溜まりやすくなっているので、これをかなり念入りに混ぜてあげる必要がありました。丁寧に丁寧に混ぜてから食べてみると、笑っちゃうくらい印象が変化。まろやかで旨味たっぷりの豚骨スープとウスターソースのハーモニー。味に深みがあってめちゃくちゃウマい!!
具材がいろいろ入っているから一口ごとに味の景色が変わるのもよくできてるし、麺量もだいぶ多めで食べごたえも十分!
これは相当満足度が高いですよ。それだけに、よくかき混ぜずに食べてしまうのはもったいない。いつも以上に念入りに混ぜることを心がけてくださいな!
大阪王将監修 五目あんかけ焼そば(税込646円)

あの「大阪王将」も五目あんかけ焼きそばで「うまい麺」シリーズに参戦。こちらもフタを開けた瞬間のインパクトが強めでした。なんといっても、具材が多くてデカい!

やっぱりコンビニの弁当ってある程度の罪悪感がついて回りますが、これだけ野菜中心の具材がドーンと入っているとありがたいですね。いいものを食べている気分になれます。
それでいて醤油とオイスターソースベースのあんは全体にたっぷりとかけられていますし、麺はかなりの太さで存在感があるし、ジャンクな素質も秘めているってところがまた魅力的じゃないですか。

いざ食べてみると、具材が多くてデカいとはいえ、主役はやっぱり麺ですね。表面からはしっかり炒めた香ばしさが感じられるのに、もっちりとした食感も楽しめるという、ものすごくいい状態に仕上がっているのです。量もかなり多めだし、うまい麺をたくさん食べるという幸せに浸れます!
あんの味はパンチがきいていて、しかもとろみも強いからかなり濃く感じられるけど、白菜などの水気が多い野菜にも合わせたらこのくらいがベターなのかなと。これだけでしっかりお腹は満たされるのに、おにぎりとかも合わせたくなっちゃう美味しさですね。
さっぽろ純連監修 冷し味噌担担麺(税込598円)

最近ファミリーマートでなにかと監修商品が発売される味噌ラーメンの名店「さっぽろ純連」は冷し味噌担担麺(まぜそば)を監修。「さっぽろ純連」は東京にある頃に何度も通いましたが、担々麺のイメージはまったくなかったので意外な感じがします。

具材の構成は「頑者監修 冷し魚介豚骨まぜそば」とよく似ていて、チャーシューが肉そぼろと入れ替わっているだけ。こういうところでコストを抑えているのでしょう。麺は中太麺で、これまた量が結構多めです。
「Shin-Shin店主監修 博多焼きラーメン」での反省を活かし、しっかりとかき混ぜてから食べてみると……これは面白い。味噌と担々麺のまさに中間のような味わい。最初はゴマのコク深さが広がってくるんだけど、あとから味噌のピリ辛感や花椒の爽快な香りが追いかけてきます。

なので、「さっぽろ純連」ならではの味噌味を想像して食べるとびっくりしちゃうし、よくある冷やし担々麺を想像していてもびっくりしちゃう。不思議なバランスが絶妙で美味しいし、タレ自体は濃厚で麺にしっかり絡むのもまたいい感じ。
さらに肉そぼろも麺に絡んでくるので、麺のコシ自体は「こんなものかな」というところなんだけど、トータルで食感は飽きない感じにまとまっています。この存在感の強さはいいですね。これも味は濃いめなのでご飯も食べたくなっちゃうやつかもしれません。
どれもよくできてるし、手軽さがとてもいい!
そんな感じで「うまい麺」4種を食べてみましたが、いずれもこだわりのポイントと個性がしっかりあり、とても美味しく食べられました。
気になる点があるとすればいずれも600円クラスになるので、冷凍の麺類と比べたら割高になるし、「これにこの金額を出すなら店で食べたほうがいいな」と思う人がいそうなことでしょうか。
でも全国のファミリーマートで買ってすぐに食べられるという手軽さを考えたらすごいことですし、時短になることは間違いないですし、忙しい人たちのラーメン欲をいい感じに満たしてくれる商品なんじゃないかと思いました。
というわけで、「うまい麺」シリーズは5月13日から順次発売開始ですよ。ご賞味あれ!
(執筆者: ノジーマ)

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