東芝から液晶テレビ『レグザシリーズ』の3D映像対応製品を発売へ
東芝は、地上・BS・110度CSデジタルハイビジョン液晶テレビ『レグザ(REGZA)シリーズ』として、『ZG1シリーズ 55ZG1/47ZG1/42ZG1』3機種を10月下旬から、デザイン性と環境性能を両立した業界最薄の3D対応モデル『F1シリーズ 55F1/46F1』2機種を8月下旬から発売します。
『ZG1シリーズ』は、コアチップを2基搭載した高画質映像処理システム『レグザエンジンDuo』により、高精度な超解像処理や2D映像をリアルタイムに3D映像に変換する『高画質2D3D変換』機能を実現しています。映像の明るさや色味、視聴環境にあわせて自動的に3D映像の画質を調整する『おまかせドンピシャ高画質3D』で、2D映像も3D映像も高画質で視聴できます。
4倍速240HzのLED液晶パネルを最大限活用するためにフレーム補間技術『ハイスピードクリア4倍速』を搭載しています。また、『レゾリューションプラス5』で、精細感のある緻密な映像を映し出しています。
最大4台同時接続できるUSBハードディスクへの録画機能やブロードバンドサービスに対応するだけではなく、録画した番組をブルーレイディスクなどにダビングできる『レグザリンク・ダビング』にも対応しています。また、『スカパー!HDチューナー』から『レグザブルーレイ』へ録画された3D放送番組を含むすべての番組をテレビ側の操作だけで再生もできます。
『F1シリーズ』は、デザイン性と環境性能を両立した新コンセプト『エコロジカルスタイリッシュモデル』で、業界最軽量、業界最薄の奥行き29mmのデザインを実現しました。また、『46F1』は、年間消費電力量が3D対応テレビ市場最小の160kWh/年を実現したほか、梱包質量を従来機種に比べ約33%低減しています。
さらに、3D超解像技術採用の液晶テレビ『CELLレグザ55X2』『CELLレグザスリム55XE2/46XE2』3機種を、10月上旬から順次発売します。こちらは、高性能プロセッサ『Cell Broadband Engine』搭載の『CELLレグザエンジン』を採用し、3D放送の映像を高精細な3D映像として映し出す『CELLレグザ3D超解像技術』や2D映像から奥行きを高精度に推定し3D映像を生成する『CELLレグザ2D3D変換』機能を搭載しています。
『CELLレグザ55X2』にはダイナミックコントラスト900万:1の高輝度液晶『4倍速メガLEDパネル』を搭載し、引き締まった黒色と鮮やかな白色を映し出します。また、『CELLレグザスリム55XE2/46XE2』には、『クリアLEDパネル』を搭載することなどにより業界最薄の奥行き29mmを実現しました。
地上デジタル放送の最大8チャンネルを内蔵ハードディスク(2TB)に同時録画を可能とする機能『タイムシフトマシン2』では、従来機種で約26時間に固定されていた最大録画時間がチャンネル数に連動して変化します。タイムシフト録画中の番組をボタン一つで最初から再生できる『始めにジャンプ』機能、見ているシーンの30秒前に戻って再生する『ちょっとバック』機能など、簡単操作で再生を楽しめる機能を搭載しています。
サウンドは、CELLレグザパワーオーディオシステムを採用。より洗練されたスタイリッシュエンベロープを実現し、総合出力100Wのリニアフェーズフィルターのマルチアンプシステムを搭載しています。
各テレビに対応した『3Dグラス』も8月下旬から発売します。なお、販売価格は、すべてオープン価格となっています。
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