食パンにカレーをぶっかけたら最高にウマくなったんだが(笑)
大きな食パンに切れ目を入れ、そこにトロトロな濃厚カレーを盛れば、シンプルながらも珍しいカレートーストの出来あがり。立ち上る湯気とともに、芳醇な香りが漂う。わずかながら、食パンの香ばしさも感じる。
東京・浅草の喫茶店『若生』(わかお)のカレートーストは、食パンとカレーのバランスが絶妙なことで有名だ。
単に、食パンにカレーをかけた料理ではないのだ。この味に到達するまで、かなりの試行錯誤があったに違いない。
ブロック状に切られた食パンにフォークをさすと、一口で食べるには大きすぎるサイズに切られているのがわかる。
カレーが染み込んでいるのもあり、口に運ぶと一口で食べられるほど「ギュッ」と縮まり、それと同時に食パンの旨味を含んだカレーが溢れ出す。
カレーはマイルドながら、ピリッとした辛味を少しだけ感じさせてくれる。
しかし食パンの微細な甘さが辛さを抑え、優しいカレートーストならではの風味を堪能できる。これはカレーライスでは味わえない旨味だ。
ちなみに、『若生』の店内は非常にアットホーム。店主も女将も優しく客を出迎えてくれる。
店名: 若生
住所: 東京都台東区浅草2-10-13
営業: 10:00~17:00
休日: 木曜日
記事: 東京メインディッシュ http://main-dish.com/
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