まるで本物?!iPhoneで操作する“鳥のように羽ばたく”鳥型ロボット「Bionic Bird」

BionicBird

「大空を鳥のように飛べたら……」なんて、子どもの頃に夢見なかっただろうか。自由に空を羽ばたく鳥たちへの憧れは尽きない。そんな子ども心の思い出を胸に、フランスの航空技師Edwin Van Ruymbeke氏が開発に着手しているのが、「Bionic Bird」である。

 

 

“羽ばたく”鳥型ロボットはiPhoneやiPadで操作

現在のプロトタイプ版では、鳥型ロボットはiPhoneやiPad miniでリモート操作する。Ruymbeke氏が開発している鳥型ロボットは、Amazonなどのゴツゴツした形状の飛行ドローンとは全く異なり、“まるで鳥のような”羽ばたき飛行を実現している。

多くの特許技術を搭載した鳥型ロボットの重さは、わずか9.2グラムと非常に軽い。翼と尾翼部分はカーボンファイバー製で、クラッシュしても壊れにくい頑丈な設計になっている。翼の部分は交換が可能だという。

この「Bionic Bird」は、卵のような形をした充電器に置くことで充電をおこなう。まるで止まり木に宿る鳥のオブジェのようで、USB経由で充電する味気ないものとは違う遊び心がある。充電器はポケットに入れて持ち歩けるサイズだ。最大まで充電すれば、6~12分(最大スピードの場合は6分)継続飛行が可能で、およそ10回分の飛行ができるという。

将来的には、HDカメラ搭載のアップグレード版も視野に

BionicBird2

ユーザーはiPhoneを傾けて、ロボットの飛行角度を調整したり、“nest”ボタンを押すと飛行を停止させるといった操作がおこなえる。

空を飛んでいる他の鳥たちを驚かせたりせず、猫も思わず夢中になる鳥型ロボット。現在、資金調達プラットフォームIndiegogoでキャンペーンを開催中。サポート資金は、空中静止飛行機能やHDカメラを搭載した新バージョンの開発に用いられる見込みだ。

また、将来的にはリストバンドタイプのコントローラーで、より自然で直感的なジェスチャー操作ができるように開発を進めたい意向だという。とても夢がある「Bionic Bird」、興味がある人はIndiegogoのキャンペーンに参加してみては。

Bionic Bird

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. まるで本物?!iPhoneで操作する“鳥のように羽ばたく”鳥型ロボット「Bionic Bird」
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング