男子ウケがバツグンってホント!? ”雌ガール”ファッション誌『ar』デニム特集チェック [オタ女]
”雌ガール”というキーワードが話題になり、カワイイ系ファッションでかつモテたいという女子心を掴んでいるファッション誌『ar』(主婦と生活社)。現在発売中の2014年11月号をパラパラとめくっていて気になったのが、「デニムが似合う女メイク」という特集。
コーディネートに迷った時に頼りになるデニムに合わせたスタイルを人気ヘアメイクの菊地美香子さん、岡田知子さん、Tori.さんが提案するというもので、血色を感じさせる赤~オレンジのニュアンスを入れたり、トレンド感あるルージュを使ったり、随所に『ar』らしさが出ている内容。特に、丈短めのトップスでへそ出しルックスにする際は”フェロ顔”としてシンプル&ナチュラルにするというあたり、”かわいさ”と”強さ”のどちらも追うというモテ意識の高さを感じることができます。まぁ、これから秋から冬に向けて、部屋の中でも寒くないのだろうかと心配になりますが……。
このデニム特集ではさらに、男子ウケの実態についてもリサーチ。過去の『ar』のスナップから人気のコーデBEST10が選ばれており、1位となっているのはYシャツ+デニムパンツというボーイフレンドコーデ。シンプルカジュアルで性別問わず嫌いという人は少なそうということで鉄板ではありますが、2位がオレンジニット&パンプスとの合わせ、3位が清楚感あるデニムスカートというあたり、異性ウケを狙っているというあざとさも垣間見えます。
メンズの声としてあるのが、「ボーイッシュなのにセクシー」「いやらしいor下品な感じがしない」というキレイめであるということ。また、「ゆるふわな服にデニムを合わせるのはダメだと思う」という、フェミニン路線へのDISコメントが載っているのも目を引きます。とはいえ、「コーデのコメントを求められた時も対応しやすい」というのが男子の素直な気持ちが一番出てるのでは?
ここでは、メンズブランドのプレス3名が”デニム愛”について語っており、「デニムが似合う女は自立している」と口を揃えています。ただ、彼らはアメリカンカジュアル全盛期を知っている30~40代の世代。20代より下の世代では感覚が異なってピンとこないかも……。逆にいうと、”年上ウケ”を積極的に狙っていくのであれば、デニムのコーデを研究するのが有効に作用するかも……。”歳の差男子”に気になる存在がいるという人ならば、チェックしてみてはいかがでしょうか。
web!!ar (オフィシャルサイト)
http://www.ar-mag.jp/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
ウェブサイト: https://note.com/parsleymood
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