【暑い夏は特に注意】食べ物が食べても安全かチェック!手のひらサイズのセンサー
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夏も真っ盛り。この暑い季節には、食べ物はすぐ悪くなってしまう。自分が口にするものには、やはり注意を払いたいが、それならリトアニアにベースを置くスタートアップ「Peres」のようなツールが役立ってくれそうだ。手のひらサイズのポータブルツールで、対象の食べ物が食べても安全かどうか調べられるという。
「Peres」には、温度、湿度、アンモニアレベル、揮発性有機化合物の有無をチェックする、4つのセンサーが搭載されており、いわば“デジタルの鼻”のような役割を果たす。この揮発性有機化合物とは、食べ物の腐敗が始まるときに生じる成分で、健康被害につながる可能性がある。
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使い方はシンプル。調べたい食べ物にデバイスを近づけ、ボタンを押すだけ。すると、Bluetoothを経由して、詳細な測定結果がユーザーのスマートフォンに送信される。色分けされたグラフィックが、食べ物の安全度を示している。結果データは、家族や友人とシェアすることも可能。
これまで個人の主観で決められていた、この食材はまだ食べられる、あるいは廃棄すべきという大事な判断。人間の目や鼻に頼るより、ずっと正確に食べ物の安全度を見極められるようになる。家族の健康を預かる各家庭の台所番にとって、心強いツールになりそうだ。
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ウェブサイト: https://techable.jp/
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