【大阪・関西万博レポ】予約ゼロで挑戦…思わずハマった「万博スタンプラリー」の魅力とは?

事前予約、計画って難しいよね。
ついに開幕した「EXPO 2025 大阪・関西万博」。初日、4月13日。
胸いっぱいの未来への期待を抱え、ゆるふわに会場入りしたものの、待ち受けていたのは過酷な現実……。
ノープラン界隈に激震! パビリオン予約制の壁に激突
「並ばない万博のはずが、めっちゃ並んでる」とネットで話題になっていましたが、実際、ほとんどのパビリオンが“並ばない万博”を目指し、事前予約制を導入しています。
そんな万博に「なんとかなるっしょ~♪」と予約ゼロで挑んだ結果、見事にどこにも入れない事態に……!

さらに、初日から大混雑の会場は、雨、風、極寒……しかも傘なし!
正直、心が折れそうになりました。
救世主、現る。おすぞ! 万博!スタンプラリーに覚醒
予約難民となった私の前に、突如現れた光——それこそまさに、「2025年日本国際博覧会 公式スタンプラリー」。

パビリオンや施設のあちこちに散りばめられたスタンプは、その数なんと200種類以上!
こちらにまとめたのが、初日と翌日の2日間で獲得したスタンプたち。奈良県マスコットキャラクター「せんとくん」やスイスパビリオンの「アルプスの少女ハイジ」など大人気キャラクターもニッコリ。キュート。

個性豊かな建築を眺めながら、次々とスタンプポイントへ向かうトレジャーハンター気分。
ハンコ型のスタンプに加え、スタンプ台にある二次元コードを読み込めば「NFTスタンプ」もゲットできるそう! デジタル!
スタンプの台紙は、何でもOKですが、ハンコ派さんにおすすめなのが「公式パスポート帳」(税込1100円)。キャラクター「ミャクミャク」のロゴデザインがコレクター心をくすぐります。

スタンプは、会場の入口近くに設置されて手軽にゲットできるものから、パビリオン内に入らないと押せない敷居の高いものまで多彩に揃っています。
さらに、関西パビリオンに参加している京都府や鳥取県など、9府県のサテライト会場にもスタンプが設置され、会場外にも広がるスタンプラリースポット。これらを集めるために遠征するコレクターが続出していることでしょう。うらやましい……!
ちなみに私は、オランダパビリオンのスタンプが『ミッフィー』なのかどうかが気になりすぎて、夜しか眠れません……。誰か、教えてください。
圧倒的ビジュ! 異国情緒や個性あふれる外観旅行

スタンプを探して歩き回るうちに、ふと気づくパビリオンたちの圧倒的ビジュアル。ビジュが強い。個性が濃い。まるで建築見本市。
メディアとして飛び入り参加した開幕初日の「シグネチャーパビリオン」オープニングイベントには、メディアアーティストの落合陽一さんも登壇。万博の見どころを「建築スキルのお祭り」と表現し、写真や動画では伝わらないスケール感こそ実際に足を運ぶ価値があると話しました。

さらに、会場の建築は「仮設建築」だからこそ、通常なら認可がおりない素材や技術が使われているという話も。自身がプロデュースしたパビリオン「null²」もそのひとつで、「普通に使ったら違法。仮設だから大丈夫」と会場を和ませ、世の中ではなかなかお目にかかれないものばかりなので、ぜひ“探す楽しみ”も味わってほしい——と締めくくりました。

実際、歩いていると世界各国のパビリオン前では、伝統音楽の演奏や織物の実演、民族衣装を着て写真撮影に応じる人々も。

多くの国が一堂に集い、文化が混ざり合うこの景色はまさに万博ならでは。やっぱり、万博ってすごい。
散策の強い味方! 無料の給水スポット
歩き回れば、喉も乾く。でも大丈夫。
会場内には、マイボトルやペットボトルに補充できる「無料給水スポット」が点在しています。

これらは“健康と環境”をキーとした事業を展開する「株式会社OSGコーポレーション」による取り組みで、来場者・運営スタッフの熱中症対策やプラスチックごみ削減の啓発を目的として、会場内32か所に給水スポットを設置しているそうです。ありがたや!
スタンプラリーのお供に、水分補給もどうぞお忘れなく。
結論:万博の歩き方は、無限大
音楽、アート、建築——そして思いがけない発見。歩くたびに、世界が広がります。

大阪・関西万博は2025年4月13日から10月13日まで開催中!「予約万全で挑むぞ!」と思ったあなたは、公式サイトの予約・抽選ガイドをぜひチェックしてみてください。
世界中の“いま”と“未来”が集まる、特別な場所へぜひ足を運んで、あなたらしい万博の楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

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